カテゴリー: 競馬

重馬場が決め手、メゾン=ラフィットの終戦

ギリシャ支援問題で揺れるヨーロッパ、昨日の11月1日はフランスの祝日(諸聖人の祝日)でしたが、サルコジ大統領以下、一般のフランス人もとてもお祝い気分にはなれなかったでしょう。一体、ヨーロッパは何処へ行くのか? 没落する欧州を象徴するような大...

アイルランド終戦と、

昨日の日曜日はアイルランドのレパーズタウン競馬場で今期最後のパターン・レースが行われ、平場シーズンの幕を下ろしました。同日フランスのサン=クルー競馬場で行われた2鞍のG戦と合わせてレポートして行きましょう。 アイルランド最後のパターン・レー...

オークス3着は伊達じゃない

シーズン末期になるとパターン・レースも散発的に行われるようになります。昨日のフランス、火曜日ながらサン=クルー競馬場でフロール賞 Prix de Flore (GⅢ、3歳上牝、2100メートル)が行われました。 長い間3歳牝馬に限定されてき...

またしても牝馬のワン・ツー・スリー

昨日の日曜日、競馬ファンの目はオルフェーブルの三冠達成に釘付けだったと思いますが、ロンシャン競馬場でもフランス版菊花賞が行われました。 かつてはフランスのクラシック体系を構成していたロワイアル・オーク賞 Prix Royal Oak (GⅠ...

新たな伝説の始まり、か

昨日は英国パターン・レースの最終日でした。ドンカスター競馬場とニューバリー競馬場で計3鞍。平場シーズンそのものも残り少なくなってきましたが、長い冬場の話題は来年のクラシックのこと。 さて最終日、最後のGⅠ戦で冬場の話題を独占しそうな馬が登場...

期待されるサンデーサイレンス系

フランスの平場競走も終幕が近付いてきました。昨日は、夏場以外では唯一行われるドーヴィル競馬場のパターン・レースが行われています。ここで行われる最後のG戦でもあります。 レゼルヴォアール賞 Prix Reservoirs (GⅢ、2歳牝、16...

コンデ賞とコンセイユ・ド・パリ賞

昨日の日曜日、ロンシャン競馬場でパターン・レース2鞍が行われました。GⅡとGⅢですが、今シーズン・ロンシャン競馬場のパターン・レースも残すは来週のGⅠ戦(ロワイアル・オーク賞)ただ1鞍のみになってしまいました。 先ずはコンデ賞 Prix C...

チャンピオンの中のチャンピオン

当ブログで度々紹介してきたように、今年からイギリスの秋競馬が変わりました。その目玉となる「ブリティッシュ・チャンピオン・デイ」が昨日、アスコット競馬場で開催されました。 一言で言えば、競馬人気の長期低落傾向に歯止めをかけようというもの。手元...

エクリプス賞

今年のエクリプス賞 Prix Eclipse (GⅢ、2歳、1200メートル)は、昨日の水曜日に soft 馬場のメゾン=ラフィット競馬場で行われました。去年は週末でしたが今年は週の半ば、危うく見落とすところでしたね。2歳の短距離戦というこ...

ミドル・パーク+デューハースト

イギリスの秋競馬、ニューマーケット競馬場とアスコット競馬場の開催が今年から見直されていることは以前にも紹介しましたが、昨日はニューマーケット競馬場でのシーズン最後となるパターン・レース6鞍が行われました。 秋開催としては9月最終週に続くもの...

秋女・アカルリーナ

昨日の金曜日、フランスのローカル競馬では数少ないパターン・レースの一つが行われました。リヨン競馬場のアンドレ・バボアン賞 Prix Andre Baboin (GⅢ、3歳上、2000メートル)。 以前にも紹介していますが、最近ではボルドー競...

来年の仏2Gはこの馬か?

凱旋門賞のあと最初のパターン・レースが、フランスのサン=クルー競馬場で行われました。トーマス・ブライアン賞 Prix Thomas Bryon (GⅢ、2歳、1600メートル)。馬場状態は good to soft 。 7頭が出走、牝馬の挑...