最初の2歳馬重賞

昨日の月曜日、アイルランドのナース競馬場で2歳馬によるパターン・レース、フィリーズ・スプリント・ステークス(GⅢ、2歳、6ハロン)が行われました。2歳のパターン・レースは、英愛仏ではシーズン最初ですね。
日本では2歳戦は夏のローカル競馬からというのが常識ですが、ヨーロッパでは平場シーズンのスタートと同時に始まります。ただパターン・レースとしては6月頃からというスケジュールになっているだけ。
フィリーズ・スプリントは7頭が出走。当然ながら私の競馬日記には初めて登場してくる名前ばかりです。
勝ったのはイーヴンの圧倒的1番に支持されたリリー・ラングトリー Lillie Langtry という馬。2着は2馬身半でキッティー・キーマン Kitty Kieman 、3着は首差でア・マインド・オブ・ハー・オウン A Mind Of Her Own 。
1・2着の2頭、実は前走の新馬戦では逆の着順。両馬とも2戦目で、リリー・ラングトリーが雪辱した形。人気も逆転していたので、勝った馬はよほど素質があると評価されていたんでしょうね。
リリー・ラングトリーはエイダン・オブライエン厩舎、ジョニー・ムルタ騎乗。早くも名コンビが若馬の舞台をリードした感があります。
このレースに出走した7頭のうち、デインヒル・ダンサー Danehill Dancer の産駒は3頭。勝ったリリー・ラングトリーもその1頭です。デインヒル・ダンサー強し!!

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