区切りとなるマエストロサロン

昨日の東京国際フォーラム、第105回目のマエストロサロンが行われました。日本フィルの独自企画ですね。
今回のマエストロは、自称「七夕指揮者」広上淳一氏。
この企画は11年前にスタートし、途中からサロンの内容が議事録の形で日本フィルのホームページに掲載されるようになり、更に現在では音声による中継の形でサロン参加者以外の方にも楽しまれるように配慮されてきました。
それは「日本フィルへようこそ」という第2公式サイトのコンテンツだったのですが、サイトをご覧になれば判るように、このサイトは今年一杯で閉鎖されます。
これに伴って、記事の更新は今月(2009年7月)一杯で終了。一部のコンテンツは公式サイトに継続されるそうですが、「みんなの掲示板」は7月で閉鎖になります。
理由は管理人挨拶に書かれたとおりですが、要するに管理者の負担が大き過ぎるということ。この「業務」に対する報酬は一切無く、全てヴォランティア活動だったわけです。管理者本人も一プレイヤーですから、この負担が本業にも差し支えるということですね。
で、マエストロサロンそのものはどうなるかと言うと、これは当面は継続されます。その内容を音声中継することも継続されると謳われていますが、具体的に誰が、どのように引き継ぐのかは決まっていないようです。
ということで、今回は一つの区切りになるサロンでした。↓
http://japanphil-21.music.coocan.jp/ms0907/ms0907index.html
会場には平井専務理事もお見えになり、楽員の無給活動を具に見学されていました。
広上マエストロのお弟子さん2名も参加。凡そ1時間半、マエストロと司会者の楽しいトークに耳を傾けます。
いきなり指名されてドギマギしましたが、帰宅してチャンと調べたところ、ストラヴィンスキーはジューイッシュじゃありません、マエストロ。ロシア系ユダヤ人はセルゲイ・クーセヴィツキーですね。
アイスクリームだとかゴキブリとか、今度の定期がとっても楽しみになりましたよ、マエストロ!
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