サリスカ強し!!
昨日の日曜日にカラー競馬場で行われたアイルランド・オークス(GⅠ、3歳牝、1マイル4ハロン)、前評判どおり期待を集めたサリスカ Sariska が圧勝。イーヴン(単勝2倍)の断然1番人気でした。
2着には3馬身差で大穴(25対1)ローゼズ・フォー・ザ・レディー Roses For The Lady 、漸く3着、更に4馬身半離されてミッドデイ Midday が入線しています。
オックス厩舎の無敗馬で2番人気のビューティー・オゴウン Beauty O’Gwaun は10着のしんがり負け(11頭の登録がありましたが、デスタインド・フォー・フェイム Destined For Fame が取り消して最終的には10頭立て)。
ウェルド厩舎はグレース・オマリー Grace O’Malley が4着、ボルジャー厩舎はオー・グッドネス・ミー Oh Goodness Me が5着、オブライエン厩舎はローマン・エンプレス Roman Empress が6着という結果。順当でしょう。
エプサムでは頭差だったサリスカとミッドデイ、この日は7馬身以上の差が付いたことになります。馬場状態もコースも、よりスタミナを要求されるというレースの性格も要因でしょうが、何よりもサリスカの成長力が抜群だったこと。これでまだ成長途上というのですから、末恐ろしいものがあります。
騎乗したスペンサーくん、“セカンド・ギアーに入れたままだよ” と談話を発表しているように、馬なりのままの楽勝。
マイケル・ベル調教師も、“勝つか負けるかではなく、どの位離して勝つかが見所” と豪語していたほどです。
2着に入ったローゼズ・フォー・ザ・レディーは、そもそも同厩のビューティー・オゴウンのペースメーカーとして出走させた馬。馬場が極めて重かったことによる結果でしょうか。
3着に離されたミッドデイのセシル師、サリスカとの対戦には懲りたようで、サリスカがヨークシャー・オークスに向かうなら、ミッドデイは別のルートへ。“二度とサリスカとはやらない” と言っています。
サリスカはまだ5戦のキャリア、相手はフランスの怪物スタチェリータだけかも。今年の凱旋門賞は、2頭の3歳牝馬対決だけでも相当な見物になりますな。
日曜日カラーのパターン・レース、もう一つはアングルジー・ステークス(GⅢ、2歳、6ハロン63ヤード)。
8頭立てで行われましたが、勝ったのは2頭出走していた牝馬の1頭ながら7対4の1番人気に支持されていたウォーク・オン・バイ Walk On Bye 。
2着は1馬身4分の3でキング・レドリー King Ledley 、3着に4分の3でベートーヴェン Beethoven の順。
調教師はトミー・スタック、騎乗したのはウェイン・ローダン。ローダン騎手は表舞台に出ることが稀な騎手ですが、何とアングルジーは3連覇。2007年のマイボーイチャーリー Myboycharlie 、2008年のブッシュレンジャー Bushranger に続く快挙です。
マイボーイチャーリーもブッシュレンジャーもこの勝利に続いてフランスのモルニー賞を制しています。ウォーク・イン・バイは牝馬ですからどうなるか判りませんが、当然モルニーも視野に入れている由。
なお、この日は一般の未勝利戦ながら、過去にテオフィロ、ニュー・アプローチ、シー・ザ・スターズを輩出したホイットニー・ムーア・メドンが行われ、大物が勝ち名乗りを挙げました。
ブラック・クォーツ Black Quartz がその名前で、オブライエン厩舎、ムルタ騎乗のコンビ。早くも来年の2000ギニーに25対1のオッズが出ています。
この日、フランスではメゾン=ラフィット競馬場でリゾランジス賞(GⅢ、3歳上、1200メートル)が行われました。
11頭立てのゴール前は3頭が鼻面を並べる激戦。最後方から一気に追い込んだティザ Tiza が首差抜け出し、2着デルヴィタ Delvita と3着アイボア Aiboa との着差もハナの激戦です。
1番人気(27対10)のプラネット・ファイヴ Planet Five は8着凡走。
勝ったティザは南アフリカ出身、これが3つ目のGⅢ制覇。ドミニク・ブフ騎手の落ち着いた騎乗が光りました。
デュプレ調教師によれば、ティザはレース間隔を空けないと実力を発揮できないタイプで、次は8月末のドーヴィルで行われるスプリント戦・モトリー賞が有力だそうです。
2着には3馬身差で大穴(25対1)ローゼズ・フォー・ザ・レディー Roses For The Lady 、漸く3着、更に4馬身半離されてミッドデイ Midday が入線しています。
オックス厩舎の無敗馬で2番人気のビューティー・オゴウン Beauty O’Gwaun は10着のしんがり負け(11頭の登録がありましたが、デスタインド・フォー・フェイム Destined For Fame が取り消して最終的には10頭立て)。
ウェルド厩舎はグレース・オマリー Grace O’Malley が4着、ボルジャー厩舎はオー・グッドネス・ミー Oh Goodness Me が5着、オブライエン厩舎はローマン・エンプレス Roman Empress が6着という結果。順当でしょう。
エプサムでは頭差だったサリスカとミッドデイ、この日は7馬身以上の差が付いたことになります。馬場状態もコースも、よりスタミナを要求されるというレースの性格も要因でしょうが、何よりもサリスカの成長力が抜群だったこと。これでまだ成長途上というのですから、末恐ろしいものがあります。
騎乗したスペンサーくん、“セカンド・ギアーに入れたままだよ” と談話を発表しているように、馬なりのままの楽勝。
マイケル・ベル調教師も、“勝つか負けるかではなく、どの位離して勝つかが見所” と豪語していたほどです。
2着に入ったローゼズ・フォー・ザ・レディーは、そもそも同厩のビューティー・オゴウンのペースメーカーとして出走させた馬。馬場が極めて重かったことによる結果でしょうか。
3着に離されたミッドデイのセシル師、サリスカとの対戦には懲りたようで、サリスカがヨークシャー・オークスに向かうなら、ミッドデイは別のルートへ。“二度とサリスカとはやらない” と言っています。
サリスカはまだ5戦のキャリア、相手はフランスの怪物スタチェリータだけかも。今年の凱旋門賞は、2頭の3歳牝馬対決だけでも相当な見物になりますな。
日曜日カラーのパターン・レース、もう一つはアングルジー・ステークス(GⅢ、2歳、6ハロン63ヤード)。
8頭立てで行われましたが、勝ったのは2頭出走していた牝馬の1頭ながら7対4の1番人気に支持されていたウォーク・オン・バイ Walk On Bye 。
2着は1馬身4分の3でキング・レドリー King Ledley 、3着に4分の3でベートーヴェン Beethoven の順。
調教師はトミー・スタック、騎乗したのはウェイン・ローダン。ローダン騎手は表舞台に出ることが稀な騎手ですが、何とアングルジーは3連覇。2007年のマイボーイチャーリー Myboycharlie 、2008年のブッシュレンジャー Bushranger に続く快挙です。
マイボーイチャーリーもブッシュレンジャーもこの勝利に続いてフランスのモルニー賞を制しています。ウォーク・イン・バイは牝馬ですからどうなるか判りませんが、当然モルニーも視野に入れている由。
なお、この日は一般の未勝利戦ながら、過去にテオフィロ、ニュー・アプローチ、シー・ザ・スターズを輩出したホイットニー・ムーア・メドンが行われ、大物が勝ち名乗りを挙げました。
ブラック・クォーツ Black Quartz がその名前で、オブライエン厩舎、ムルタ騎乗のコンビ。早くも来年の2000ギニーに25対1のオッズが出ています。
この日、フランスではメゾン=ラフィット競馬場でリゾランジス賞(GⅢ、3歳上、1200メートル)が行われました。
11頭立てのゴール前は3頭が鼻面を並べる激戦。最後方から一気に追い込んだティザ Tiza が首差抜け出し、2着デルヴィタ Delvita と3着アイボア Aiboa との着差もハナの激戦です。
1番人気(27対10)のプラネット・ファイヴ Planet Five は8着凡走。
勝ったティザは南アフリカ出身、これが3つ目のGⅢ制覇。ドミニク・ブフ騎手の落ち着いた騎乗が光りました。
デュプレ調教師によれば、ティザはレース間隔を空けないと実力を発揮できないタイプで、次は8月末のドーヴィルで行われるスプリント戦・モトリー賞が有力だそうです。
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