スタウト vs オブライエン

今日、7月25日はアスコット競馬場でキング・ジョージ6世・アンド・クィーン・エリザベス・ステークス King George Ⅵ and Queen Elizabeth Stakes が行われます。
レース名が長いのは、元々二つのレースが合併したからですね。
長いので単にキング・ジョージで通してしまいますが、KGQEという略し方もあります。
1マイル半、即ちダービーと同じ距離、いわゆるクラシック・ディスタンスで世代を越えて一流馬が対決するシーズン最初のレースという位置付け。例年好メンバーが揃いますが、今日の枠順は以下の通り。
01.ゴールデン・ソード Golden Sword
02.コンデュイ Conduit
03.アルワーリー Alwaary
04.タータン・ベアラー Tartan Bearer
05.ロックハンプトン Rockhampton
06.フローズン・ファイア Frozen Fire
07.アスク Ask
08.ルック・ヒア Look Here
09.シンティロ Scintillo
ザット見ると、う~ん、小粒かなぁ、という印象ですね。何より今年のクラシック世代、3歳馬が揃いませんでした。シー・ザ・スターズ、フェイム・アンド・グローリー、ル・アーヴル、サリスカ、スタチェリータはいずれも早々と回避を決め込んでいましたからね。
対する古馬も今年は抜けた存在がなく、小粒感を増長している感じ。
今年の特徴は、イギリスのサー・マイケル・スタウト厩舎とアイルランドのエイダン・オブライエン厩舎が共に3頭づつ出走させてきたこと。
特にスタウトの3頭はどれも勝つチャンスがあり、スタウト厩舎のワン・ツー・スリーなるか、という賭けもあるくらいです。
スタウト軍団はコンデュイ、タータン・ベアラー、アスク。対するオブライエン軍団はフローズン・ファイア、ゴールデン・ソード、ロックハンプトン。
小粒とは言いながら、去年のクラシック馬ではコンデュイ(セントレジャー)、フローズン・ファイア(愛ダービー)、ルック・ヒア(オークス)が出ていますし、3歳馬では英ダービー5着、愛ダービー2着のゴールデン・ソードがチャレンジしてきました。
オブライエンの主戦騎手ムルタはゴールデン・ソードを選択し、フローズン・ファイアにはへファーナンが騎乗。
(ロックハンプトンはペースメーカーでしょう。こちらはオダナグー)
スタウト厩舎の主戦ライアン・ムーアが一番悩んだかも知れませんね。最終的にはコンデュイを選びましたが、タータン・ベアラーにも未練タップリ。こちらにはキネーン騎手が乗ることになります。
(キネーンはシー・ザ・スターズの騎手ですから、その辺の兼ね合いも見所)
アスクにはオリヴィエ・ペリエ。
現地時間16時25分スタートです。
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