二度目のデドーヴィル賞

昨日はロンシャン競馬場でデドーヴィル賞 Prix d’Hedouvelle が行われています。又しても very soft の馬場状態。1頭が取り消し、7頭が出走してきました。
1番人気(4対5)は昨シーズンの最後にコンセイユ・ド・パリ賞(GⅡ)で2着、今シーズン初戦もロンシャンのリステッド戦に勝っているソルミア Solemia 。ウェルザイマー家の持ち馬です。

レースは2番人気(6対1)のスターリッシュ Starlish がスローで逃げる展開。ソルミアは中団に待機していましたが、直線では内を衝きます。しかし2番手を追走していたモーリー・マローン Molly Malone が急に内に寄れてソルミアの進路を塞ぎ、結局ソルミアのペリエ騎手は前が開かないまま3番手でゴールイン。
優勝したのは、このアクシデントを横目に見ていたアライド・パワーズ Allied Powers 、3番手の外からスムーズに抜け出し、2着で入線したモーリー・マローンを頭差捉えていました。不利があったソルミアが3馬身置かれて3番手入線。当然ながら審議となり、2・3着が入れ替わり。モーリー・マローンに騎乗していたグレゴリー・ブノア騎手は2日間の騎乗停止、更にムチの過剰使用でもう1日の制裁が加えられています。

アライド・パワーズはイギリスのマイケル・ベル厩舎、イオリッツ・メンディザバル騎乗の7歳せん馬。一昨年のこのレースも同じメンディザバル騎乗で制していました。2年前も頭差、馬場は good でしたが。
2010年はデドーヴィル賞に続きシャンティー賞(GⅡ)も勝ってG戦2連勝を達成。当然ながら今年も同じローテーションを歩む計画です。
アライド・パワーズの優勝は、その2年前のシャンティー賞以来、去年はパターン・レースで善戦しながらも未勝利でした。今シーズンはデビューのジョン・ポーター・ステークス(GⅢ)で2着と好スタートを切っており(一昨年のジョン・ポーターは着外)、一昨年を上回る成績が期待されます。

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1件の返信

  1. まとめtyaiました【二度目のデドーヴィル賞】

    昨日はロンシャン競馬場でデドーヴィル賞 Prix d

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