フェスタサマーミューザ2009(1)
7月26日の日曜日から、毎夏恒例のフェスタサマーミューザが始まっています。
今年が5年目。東京のオーケストラを中心としたコンサートが続き、例年と同じ質量になっていると思います。
去年まではセット券でオーケストラを中心に聴いてきましたが、今年は3回だけに絞り込みました。他意はありませんが、要するに聴きたいコンサートだけにして財布の負担を軽くしただけですけどね。
その1回目は28日のマチネー。
読売日本交響楽団
《オール・ワーグナー・プログラム》
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲
ワーグナー/ジークフリート牧歌
ワーグナー/楽劇「神々の黄昏」ジークフリートの葬送行進曲
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
指揮/下野竜也
平日のマチネーということで満席にはなりません。なりませんが、条件の割には良く入っていたと思います。
下野人気というか、さすがパワフルな読響のワーグナー・プロ。ファンは良く知っているということでしょう。
プレトークは3年続いて下野リラックス・スタイル。あそこまでサービスしなくてもいいんじゃない? と個人的には思いますが・・・。
ワーグナーと言えば特殊楽器。今回はバス・クラリネット、バス・トランペット、コントラバス・トロンボーン、ワーグナー・チューバのサワリを聴かせてくれるサービス付です。
下野/読響のサマーミューザは3回目。これまでアルプス交響曲、ライン交響曲と来ましたから、個人的には今年は「海特集」じゃなかろうか。勝手ながら、今年はウェーバー(オベロン)、メンデルスゾーン(フィンガル)、ワーグナー(オランダ人)、イベール(寄港地)だと予想してました。
が、これは見事にハ・ズ・レ。
ワーグナー特集にしたのは、今がバイロイト音楽祭のシーズンだ、ということと、読売日響=ドイツ音楽の重厚路線、ということのようです。
フェスタですから細部には触れません。
ただ、一緒に聴いていた家内が、“来年からは読売日響の定期会員に鞍替しようかな。” と呟いたことと、“あぁ~、気持ち良かった。スッキリしたぁ~。”と洩らしたこと。
あれ、家内はワーグナー嫌いだったはずなのに・・・。
なるほど。アンチ・ワーグナーでも十分に楽しめる演奏だった、というに尽きるでしょうね。特に最後の2曲はオーケストラ音楽の真骨頂。アンコールの「ワルキューレの騎行」は、この日のメンバー総動員の大迫力。
ジークフリート牧歌は、弦を1プルトだけに絞った17人による「階段の音楽」。どうせならクレンペラー流に、弦も1パート1人の13人で演奏した方が良かったかな。
今年が5年目。東京のオーケストラを中心としたコンサートが続き、例年と同じ質量になっていると思います。
去年まではセット券でオーケストラを中心に聴いてきましたが、今年は3回だけに絞り込みました。他意はありませんが、要するに聴きたいコンサートだけにして財布の負担を軽くしただけですけどね。
その1回目は28日のマチネー。
読売日本交響楽団
《オール・ワーグナー・プログラム》
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲
ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲
ワーグナー/ジークフリート牧歌
ワーグナー/楽劇「神々の黄昏」ジークフリートの葬送行進曲
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
指揮/下野竜也
平日のマチネーということで満席にはなりません。なりませんが、条件の割には良く入っていたと思います。
下野人気というか、さすがパワフルな読響のワーグナー・プロ。ファンは良く知っているということでしょう。
プレトークは3年続いて下野リラックス・スタイル。あそこまでサービスしなくてもいいんじゃない? と個人的には思いますが・・・。
ワーグナーと言えば特殊楽器。今回はバス・クラリネット、バス・トランペット、コントラバス・トロンボーン、ワーグナー・チューバのサワリを聴かせてくれるサービス付です。
下野/読響のサマーミューザは3回目。これまでアルプス交響曲、ライン交響曲と来ましたから、個人的には今年は「海特集」じゃなかろうか。勝手ながら、今年はウェーバー(オベロン)、メンデルスゾーン(フィンガル)、ワーグナー(オランダ人)、イベール(寄港地)だと予想してました。
が、これは見事にハ・ズ・レ。
ワーグナー特集にしたのは、今がバイロイト音楽祭のシーズンだ、ということと、読売日響=ドイツ音楽の重厚路線、ということのようです。
フェスタですから細部には触れません。
ただ、一緒に聴いていた家内が、“来年からは読売日響の定期会員に鞍替しようかな。” と呟いたことと、“あぁ~、気持ち良かった。スッキリしたぁ~。”と洩らしたこと。
あれ、家内はワーグナー嫌いだったはずなのに・・・。
なるほど。アンチ・ワーグナーでも十分に楽しめる演奏だった、というに尽きるでしょうね。特に最後の2曲はオーケストラ音楽の真骨頂。アンコールの「ワルキューレの騎行」は、この日のメンバー総動員の大迫力。
ジークフリート牧歌は、弦を1プルトだけに絞った17人による「階段の音楽」。どうせならクレンペラー流に、弦も1パート1人の13人で演奏した方が良かったかな。
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