セントレジャー、枠順決定

土曜日にドンカスター競馬場で行われる、今年最後のクラシック・レースであるセントレジャーの枠順が発表されています。以下の通り、
1.フォン・ジョウレンスキー Von Jawlensky
2.モニター・クローズリー Monitor Closely
3.チェンジングオブザガード Changingoftheguard
4.カイト・ウッド Kite Wood
5.ファーザー・タイム Father Time
6.アバヴ・アヴェレッジ Above Average
7.マスターリー Mastery
8.ムーラヤン Mourayan
8頭立ては寂しい感じがしますが、直前までムルタ騎乗で1番人気を集めていたオブライエン厩舎のエイジ・オブ・アクエリアス Age of Aquarius が回避してしまったのがショックですね。
オブライエン師によれば、木曜日朝の調教が思わしくなかった、という理由です。師の眼力で不調と判断すれば、無理に出走して人気に応えられないより取り消しを選択したのは正解でしょう。
これに伴い、主戦騎手のジョニー・ムルタは同厩のチェンジオブザガードに騎乗することが決まりました。
この馬は前走のイボア・ハンデで1番人気を背負って2着に健闘した馬ですが、パターン・レース出走は初めてです。
人気は恐らくデットーリが騎乗するゴドルフィンのカイト・ウッドに集まるでしょう。前走のジェフリー・フリーア・ステークスを含めてパターン・レース2連勝中の馬。ダービー9着という実績も上位。
その他ではアイルランド・ダービー3着ながら今期未勝利のムーラヤン(アイルランドのオックス厩舎)、トライアルのヴォルティジュールに勝ち、追加登録料を支払って参戦するチャップル=ハイアム厩舎のモニター・クローズリー。この馬は2000ギニーは8着でしたね。
あとはアスコットでエドワード7世ステークスに勝ったセシル厩舎のファーザー・タイム。
パリ大賞典3着とヴォルティジュール2着、ゴドルフィンのもう一頭であるマスタリーでしょうか。
いずれにしても三冠の資格があるシー・ザ・スターズも、ライヴァルであるフェイム・アンド・グローリーも最初から出走する気がありません。
牝馬の参戦も無し。
この日はアイルランドでもアイリッシュ・セントレジャーが行われますが、こちらは3歳・古馬の混合戦に変わってしまいました。
こちらには古豪イェーツが出走してくるにも拘らずムルタ騎手がドンカスターで乗るのは、セントレジャーが「クラシック」としての面目を保っている証ではあるのですが・・・。
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