バリーコーラス・ステークス

5月最後のパターン・レースは、昨日の日曜日にアイルランドのレパーズタウン競馬場で行われたバーリーコーラス・ステークス(GⅢ、3歳上、7ハロン)。このレースは本来7月に行われていたものですが、6月中旬に早まり、更に今年は5月末と徐々に時期が早まってきています。

1頭取り消しがあって5頭立て。去年の勝馬ダフ Duff が実績から8対13の1番人気に支持されていました。

直線で先頭に立ったダフに次々と追走馬が襲いかかる展開。クロワサルタン Croisultan やキング・ジョック King Jock の末脚は凌ぎましたが、最後はシックス・オブ・ハーツ Six of Hearts のしぶとい追い込みに屈しました。
結果は、10対1のシックス・オブ・ハーツが1着、半馬身差2着に本命ダフ、更に1馬身4分の3差でクロワサルタンが3着という順。

シックス・オブ・ハーツはセシル・ロス厩舎の6歳馬、騎手はディヴィッド・モラン。
同馬は3歳でデビューしてからこれが何と55戦目というタフな馬で、今シーズンだけでもこれが9戦目となります。
前走のグリーンランド・ステークス(4着)で初めてパターン・レースに出走しましたが、連闘で臨んだ2度目の挑戦で見事に金星を射止めました。

次走の予定を尋ねられたロス師、“次の予定は聞かないでくれ。毎日が予定だからね”。

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