バリコーラス・ステークス

最近の英国電子競馬新聞の話題は、専ら来週に迫っているロイヤル・アスコットの話題です。
そんな中、ほとんど目立たないパターン・レースが11日にレパーズタウン競馬場で行われました。
バリコーラス・ステークス(GⅢ、3歳上、7ハロン)。1994年までは7月に行われていたリステッド戦でしたが、1995年からパターン・レースに格上げ、施行時期も今頃に変更されたスプリント戦です。
出走馬は9頭。1番人気は7対2で2頭が並ぶという珍しい結果になりました。
しかし勝ったのは4対1のダフ Duff 。スタート良く先頭にハナち、途中オブライエン厩舎のジョージバーナードショウ Georgebernardshaw に先頭を譲りましたが、再び差し返してそのまま逃げ切っています。
1番人気の1頭、中段を進んだムルタ騎乗のドハーサ Dohasa が激しく追い上げましたが、首差及ばず2着。3着には1馬身4分の1でジョージバーナードショウが粘り込みました。
もう1頭の1番人気、ボルジャー厩舎のスリー・ロックス Three Rocks は精彩を欠き4着。
一昨年のこのレースの覇者、チャールズ・オブライエン厩舎(故ヴィンセント・オブライエンの息子)のロード・アドミラル Lord Admiral が5着という結果。
勝ったダフはこれまでリステッド・クラスで勝鞍を残していますが、これがパターン・レース初勝利となります。
調教師はエドワード・ライナム、騎手はフラン・ベリーくん。
ダフは先行して力を発揮するタイプですが、やや臆病な所がありました。これで一皮剥けるでしょうか。

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