いよいよ決戦、ロンシャン競馬場
今日3本目の日記です。今日ばかりは仕方ありません。
凱旋門賞の枠順を紹介しますが、その前に今日のレースについても触れておきましょう10月第1週のロンシャン競馬場、凱旋門賞だけに止まらず、正にヨーロッパ競馬のグラン・フェスティヴァルの感があります。
さて土曜日、今年はパターン・レースが何と6鞍。うち二つがGⅠです。以下は発走時間とレース名。
12時45分 ショードネー賞(GⅡ、3歳、3000メートル)
13時15分 ロワイヤリュー賞(GⅡ、3歳上牝、2500メートル)
14時20分 ラ・フォレ賞(GⅠ、3歳上、1400メートル)
14時55分 カドラン賞(GⅠ、3歳上、4000メートル)
15時30分 ダニエル・ウィルデンシュタイン賞(GⅡ、3歳上、3歳上、1600メートル)
16時00分 ドラー賞(GⅡ、3歳上、1950メートル)
全部詳しく触れている余裕はありませんので、野次馬感覚でいくつか。
ラ・フォレ賞は南アフリカ出身のキャプテンズ・ラヴァーという馬に注目が集まっているようです。しかし日本的視点ではナタゴラに目が行きそう。4連敗中ですが、春先の栄光を取り戻せるか・・・。
カドラン賞はイェーツが話題。去年のこのレースでは3着と期待を裏切りましたが、雪辱なるか。去年の覇者ル・ミラクルも返り討ちを狙っています。
ダニエル・ウィルデンシュタイン賞。メイショウサムソンに同行しているファンドリコンドルが出てきます。もちろん鞍上は武豊。アルファベットでは Foundry Condor と表記されていますからお間違え無き様。
以上、結果は明日の午前中にでも報告できる予定。
そして日曜日。同様に。全てGⅠというところが凄い。
13時15分 アベイ・ド・ロンシャン賞(2歳上、1000メートル)
13時50分 マルセル・ブーサック賞(2歳牝、1600メートル)
14時25分 ジャン=リュック・ラガルデール賞(2歳、1400メートル)
15時00分 オペラ賞(3歳上牝、2000メートル)
15時40分 凱旋門賞(3歳上、2400メートル)
この中でオペラ賞にも注目して下さい。ファーブル厩舎のターフローズ Turfrose に武豊が騎乗します。本番前の一戦、アンドレ・ファーブル師の粋な計らいでしょうか。
さて凱旋門賞の枠順です。
01 ザルカヴァ Zarkava
02 イッツ・ジーノ It’s Gino
03 ユームザイン Youmzain
04 メイショウサムソン Meisho Samson
05 ペイパル・ブル Papal Bull
06 ブルー・ブレジル Blue Bresil
07 ゲタウェイ Getaway
08 ヴィジョン・デタ Vision D’etat
09 ソルジャー・オブ・フォーチュン Soldier of Fortune
10 シャパレルリ schiaparelli
11 ザンベジ・サン Zambesi Sun
12 カムシン Kamsin
13 レッド・ロック・キャニオン Red Rock Canyon
14 デューク・オブ・マーマレイド Duke of Marmalade
15 アスク Ask
16 シーマ・デ・トリオンフ Cima De Triomphe
以上の16頭、昨日の日記からソング・オブ・ハイアワサが取り消したことになります。
何と言っても気になるのは、本命ザルカヴァが1番枠を引いたこと。この多頭数ですから、決して良い条件じゃありません。不吉な予感も。
主な出走馬の騎手は、ザルカヴァはスミオン、デュークはオブライエン軍団の主戦ムルタ、ソルジャーには副将格のへファーナン、スタウト厩舎の主戦ムーアはアスクを選択、ペイパル・ブルには最終的にフォーチュンが決まりました。
ザンベジ・サンのパスキエ、ユームザインのヒルズ、ヴィジョン・デタはメンディザバルと、夫々歴戦を戦ってきたコンビ。デットーリは当然ながらゴドルフィンのシャパレルリ。ペリエはゲタウェイ、そして武はメイショウサムソン。
騎手の駆け引きも大きな見所です。
この土・日、ニューマーケットとロンシャンで行われるGⅠは全部で8レース。エイダン・オブライエン厩舎が何鞍制するかにも注目。マルセル・ブーサック賞以外の7レース全てに有力馬を出走させています。
以上、ロンシャンの見所でした。
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