キルターナ圧勝のビウィッチ

今週もアメリカのG週間は木曜日から始まりますが、今週は日曜日にはグレード戦は組まれていません。ケンタッキー・ダービーを翌週に控えて、比較的静かな週末とも言えるでしょうか。

昨日の木曜日は、キーンランド競馬場のビウィッチ・ステークス Bewitch S (芝GⅢ、4歳上牝、12ハロン)一鞍。芝コースで行われる古馬牝馬の長距離戦。1962年創設で、現在ではフランス製ウォッカを製造・販売するグレイグース(バカルディ社)がスポンサーになっています。レース名のビウィッチは、アーリントン・ラッシー・ステークスに勝ち、チャンピオン2歳牝馬に選ばれたカルメット牧場の名牝の名。
今年の勝馬はキルターナ Keertana 。7頭立て。1番人気に支持されたキルターナ、後方から二つ目に待機、3コーナー手前から進出し、大外を回って伸びた末脚はここでは格が違うと言わんばかり。最後は手綱を緩める余裕で、最後方から内を衝いて2着に追い込んだマイ・ベビー・ベビー My Baby Baby に1馬身4分の1差を付ける完勝です。これが10勝目、G戦は4勝目となりました。
調教師はトーマス・プロクター、騎手はホセ・レズカノ。

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