驚異の末脚、ウインター・メモリーズ

昨日の水曜日、サラトガ競馬場でレイク・ジョージ・ステークス Lake George S (芝GⅡ、3歳牝、8.5ハロン)が行われました。1996年創設。当初はGⅢでしたが、2007年からGⅡに格上げ。レース名のレイク・ジョージは、サラトガ北部にある大きな湖の名前。
今年の勝馬はウインター・メモリーズ Winter Memories 。6頭立て。スタートで出遅れ、終始最後方を進む展開。しかも3~4コーナーの間で行き場を失い、レズカノ騎手が立ち上がってほとんど馬を止めるシーンも。しかし直線を向くや他の馬が止まって見えるほどの末脚を繰り出し、あっという間にベラミー・スター Bellamy Star に4馬身半もの差を付けて圧勝しました。母メモリーズ・オブ・シルヴァー Memories of Silver もこのレースを勝ち、GⅠ馬にもなった馬。これで6戦5勝、今シーズンは3戦3勝を全てG戦で獲得するという成長ぶりです。
調教師はジェームス・トーナー、騎手はホセ・レズカノ。

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