モンマスの芝コースなら任せておけ
ベルモント競馬場に衝撃が走った翌日、日曜日の午後はモンマス競馬場でゆったりと芝コースのG戦を楽しみましょう。今日のアメリカGレースはこれだけですから。
モンマス競馬場のモンマス・ステークス Monmouth S (芝GⅢ、3歳上、9ハロン)。2008年に創設されたばかりの芝戦。何でも2冠(ケンタッキー・ダービーとプリークネス)馬ビッグ・ブラウン Big Brown のオーナーが芝コースで同馬を走らせたいと発言したのが切っ掛けで新設されたのだとか。それで第1回の勝馬がビッグ・ブラウンの由。
今年の勝馬はティークス・ノース Teaks North 。7頭立て。先行する2頭の離れた3番手に待機、直線で追い上げ、後方から追い込むスリープレス・ナイト Sleeples Knight を4分の3馬身抑えて優勝。先行争いを演じた1番人気のゲッツ・ストーミー Gets Stormy が3着でした。先月チャーチル・ダウンズのターフ・クラシックではケット・ストーミーの7着に敗退していましたが、ここで雪辱。2月ガルフストリームのターフ・ハンデ以来のG勝利です。モンマス競馬場の芝コースでは3戦3勝のパーフェクト。次は同じ競馬場のユナイテッド・ネイション・ステークス(芝GⅠ)になるでしょう。
調教師はフスティン・サラスト、騎手はエディー・カストロ。
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