キーンランド競馬場・秋開催が閉幕

昨日のニューヨークは大荒れだったようです。なに、資本主義への抗議デモが激しくなったからではなく、天候が大荒れだったそうな。ベルモント競馬場は第3レース以降の予定をキャンセル、一部のレースは順延になるそうです。
土曜日に予定されていたG戦は2鞍、GⅡのボールド・ルーラー・ハンデキャップとGⅢのターンバック・ジ・アラーム・ハンデキャップですが、ボールド・ルーラーは11月6日に順延が発表、もう一鞍は現時点では順延か中止か判明していません。

ということで昨日はキーンランドのG戦一鞍のみのレポートとなります。秋開催の最終日、こちらは全日程が順調に終了しています。

キーンランド競馬場のフェイエット・ステークス Fayette S (GⅡ、3歳上、9ハロン)。1959年創設。グレード制導入時はリステッド戦でしたが、1975年にGⅢに格付けされ、1987年にGⅡに格上げされました。日本でも有名なフロスト・キングは1983年に1着同着となりました。レース名のフェイエットは、ケンタッキー州の郡の名前。先週行われたシカモア・ステークスの名前になっているアメリカスズカケで有名な地方です。
今年の勝馬はワイズ・ダン Wise Dan 。10頭立て。前半は4番手の外。直線入口では先行2頭の外から楽に進出し、直線では他馬を引き離す独走態勢で、2着以下を4馬身差突き放す圧勝。2着には後方から追い込んだアイオヤ・ビッグタイム Ioya Bigtime が入りました。ここ4戦でステークス3勝と絶好調を維持しています。
調教師はチャールズ・ロプレスティ、勝利騎手ジュリアン・ルパルーは、この日5勝の固め打ち。17日間の今開催で33勝をマークし、開催リーディングを勝ち取りました。

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