ルネースゴットジップ抜け出す
昨日のG戦はサンタ・アニタ競馬場のサンタ・イネズ一鞍。短距離戦ですが、クラシックを目指す明け3歳牝馬のトライアルに新鮮な顔ぶれが揃いました。
そのサンタ・イネズ・ステークス Santa Ynez S (GⅡ、3歳牝、6.5ハロン)は1952年創設。グレード制が導入された当初からGⅡに格付けされましたが、その後はGⅢとの間を何度も行ったり来たりしている評価の定まらないシーズン初期のクラシック・トライアル戦です。
今年の勝馬はルネースゴットジップ Reneesgotzip 。6頭立て。スタート(2番枠)はやや出遅れ気味でしたが直ぐに先頭を奪ってそのまま逃げ切り勝ち。第4コーナーでは回り切れないような勢いで外に膨れましたが、直線では他馬を一方的に突き放し、2着メイド・トゥー・ラヴ・ハー Made to Love Her に7馬身4分の3の大差を付ける圧勝でイーヴンの1番人気に応えました。12月18日にハリウッドの新馬戦(この時の2着馬が次走で11馬身半の圧勝)を逃げ切ったばかりの新星ですが、終わって見ればそのスピードと強さが抜けていたという印象です。
調教師はピーター・ミラー、騎手コーリー・ナカタニは、前日のサン・フェルナンド・ステークスに続いてG戦2連勝。
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