ハリウッド競馬場の春・夏開催が閉幕

昨日の日曜日、ハリウッド・パーク競馬場は春/夏開催の最終日を迎えました。最後のグレード戦は2鞍。順にレポートしましょう。

ハリウッド・ジュヴェナイル・チャンピオンシップ・ステークス Hollywood Juvenile Championship S (GⅢ、2歳、6ハロン)。西海岸で行われる最初の2歳馬によるG戦。1938年創設、以前はGⅡに格付けされていましたが、1997年からGⅢに格下げされています。
今年の勝馬はマジェスティック・シティー Majestic City 。6頭立て。大外から好スタート、一旦は2番手に控え、直線では外から伸び、内から追い込むブリガンド Brigand に2馬身4分の1差を付けて優勝。これで3戦3勝、1番人気に応えました。パドックで騎手を振り落したり、ゲートインを嫌ったりして気の悪い所を見せていましたが、今回は逃げずに控える競馬で成長を証明して見せました。
調教師はピーター・ミラー、騎手はデヴィッド・ロメロ・フローレス。

もう一鞍がサンセット・ハンデキャップ Sunset H (芝GⅢ、3歳上、12ハロン)。1938年にアロハ・ハンデとして創設、第3回の1940年から現在のレース名で行われています。1967年まではダートコースで行われていました。グレード制が導入された時はGⅠ最高格のレースでしたが、1990年からGⅡに、更に2009年にはGⅢに格下げされています。最早ジョン・ヘンリー John Henry が勝った当時のような栄光はありません。
今年の勝馬はインポネンテ・パース Imponente Purse 。7頭立て。前半は後ろから2番手の内々を進み、3~4コーナーで大外に持ち出して追い込み、ファルコン・ロック Falcon Rock に1馬身4分の3差を付けて優勝。ブラジル産の5歳せん馬で、G戦は初勝利となります。サンタ・アニタの最終日はサン・ファン・カピストラーノ・ハンデで頭差2着でしたが、2番人気のここは見事に勝利で飾りました。
調教師はA.C.アヴィラ、騎手はシャンタル・サザーランド。

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