ベハラノ騎手、サン・ガブリエル4連覇達成

昨日はマーティン・ルーサー・キング牧師の誕生日ということで、アメリカでは一鞍ですがグレード戦が行われています。

サンタ・アニタ競馬場のサン・ガブリエル・ステークス San Gabriel S (芝GⅡ、3歳上、9ハロン)。1935年創設。グレード制導入時はGⅢで、芝コースで行われたりダート・コースに変わったりが繰り返されてきました。GⅡに格上げされたのはどうやら1995年のようです。年によっては年末に組まれることもあり、年に2度開催される年、施行の無い年も出てきます。2011年は日程の都合からか開催されませんでした。
今年の勝馬はノーフスキー Norvsky 。6頭立て。圧倒的1番人気(3対5)のジェラニモ Jeranimo が逃げましたが、最初のスタンド前で5番手に待機したノーフスキーが3コーナー手前で3番手に上がり、直線では外から桁違いの末脚を発揮して逃げたジェラニモを1馬身半差し切っての優勝。ノーフスキーは去年11月にハリウッド・ターフ・カップ(GⅠ)では5着でしたが、サンタ・アニタの芝コースではこれで6戦3勝2着・3着各1回と好成績、コースとの相性の良さも好走に繋がったようです。
調教師はドナルド・ウォーレン。騎乗したラファエル・ベジャラノ(ベハラノと読むべきか)騎手は、このレース4連覇を達成しています。去年はレースそのものが行われませんでしたが、2008年と2009年をプラウディンスキー Proudinsky で、一昨年は今回破ったジェラニモで制しており、1年を挟んでの快挙。これまで同レースの最多勝利騎手はゲイリー・スティーヴンスの5勝ですから、最多勝利にも一気に王手をかけたことになります。

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