ジプシー・ロビンの復活劇

昨日の日曜日、アメリカのG戦はキーンランド競馬場の一鞍です。ボーモント・ステークス Beaumont S (GⅡ、3歳牝、7ハロン)。

ポリトラック・コースの fast 馬場、6頭立て。出走馬中にステークス勝馬は僅か2頭で、グレード戦に勝った唯1頭のサクリシティー Sacricity が11対10の1番人気に支持されていました。お正月にガルフストリーム・パークでオールド・ハット・ステークス(GⅢ)に勝った馬ですが、前走のフォワード・ギャル・ステークス(GⅡ)では離された3着に負けています。ノン・グレードのソロリティー・ステークス(去年の9月、モンマス・パーク)に勝っているジプシー・ロビン Gypsy Robin が2対1の2番人気。
レースはソロリティー勝ち以来7か月の休養明けとなるジプシー・ロビンが逃げ、スローペースに落とします。3~4番手に待機したサクリシティーが直線で追い上げましたが、結局は差が詰まらずジプシー・ロビンの逃げ切り勝ち。2着サクリシティーとは3馬身差が付いていました。3着は更に2馬身4分の3差でリヴィ・マッケンジー Livi Makenzie 。
ウェズリー・ウォード師が管理、ジェフリー・サンチェスが騎乗したジプシー・ロビンは、去年2歳時にここキーンランドでデビュー勝ちしたあと英国のロイヤル・アスコットに遠征、クィーン・マリー・ステークス(GⅡ)に挑戦して7着だった馬。帰国初戦、サラトガのシュイラーヴィル・ステークス(GⅢ)4着のあとソロリティーでステークス馬となっていました。それ以来の実戦で、通算5戦3勝。

ところで先週のキーンランドは三日間で7万9千718人が入場、これまでの記録を更新したのだそうです。それまでのレコードは2007年の7万3千187人だったそうな。
昨日の日曜日は1万9千371人、日本と比較してどうなんでしょう。競馬の規模がまるで違いますから、一概に比較するのも無理ですか、ね。

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