アーリントンからベルモントへ

10月12日の日曜日、アメリカのG戦はベルモント・パーク競馬場で行われたアセーニア・ステークス Athenia S (芝GⅢ、3歳上牝、8.5ハロン)一鞍のみ。馬場は yielding 、ダートのみの登録馬1頭の他にもう1頭が取り消して10頭立て。前走アメリカ・デビュー戦でベルモントのノーブル・ダムゼル・ステークス(芝GⅢ)を快勝したアネクドート Annecdote がイーヴンの1番人気。
ダッシュ良く飛び出したのは2番枠スタートで2番人気(3対1)のラ・ティア La Tia 、前走は後方から差し切った大外発走のアネクドートは5番手を追走。直線でも後続に3馬身のリードを付けて粘ったラ・ティア、最後は一杯になりながらも4番手から伸びた5番人気(10対1)バイラーマ Byrama を何とか首差凌いでの逃げ切り勝ち。3番人気(9対2)のオーヴァーハード Overheard が前半後方2番手から追い込んでハナ差3着。アネクドートは直線で3番手まで上がったものの、前走の切れ味無く5着に終わりました。
アーマンド・デ・ラ・セルダ厩舎、ジョエル・ロザリオ騎乗のラ・ティアは、アーリントン競馬場のスペシャリスト。3歳時にはアーリントン・オークス(GⅢ)を、5歳の今年も5月にポリトラック・コースのアーリントン・メイトロン・ステークス(GⅢ)を制しており、G戦は3勝目。前走はカナダのウッドバイン競馬場でカナダのG戦カナディアン・ステークス(芝GⅢ)での3着、カナダより直線の短いベルモントの芝コースが幸いしました。

 

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