凱旋門賞にリスク無し
昨日はロンシャン競馬場でラ・クープ La Coupe (GⅢ、4歳上、2000メートル)が行われました。かつて(2002年)武豊が勝ったこともあるレースですし、去年はシリュス・デ・ゼーグル Cirrus des Aigles が制しています。
今年は very soft の馬場、6頭が出走してきました。4対5の1番人気には、去年のパリ大賞典を制したGⅠ馬のメアーンドル Meandre 。
レースは英国クライヴ・コックス厩舎が送り込んだポエト Poet の逃げで始まります。4番手に付けたメアーンドルが抜けて順当に収まるかに見えましたが、後方に待機していた2番人気(18対5)のノー・リスク・アット・オール No Risk At All が一気に抜け、本命馬を3馬身半差し切っての優勝。3着は8馬身もの大差が付いてソルティレージュ Sortilege の順。
今年5歳のノー・リスク・アット・オールは、3歳時にギッシュ賞でベーカバッド Behkabad の2着して仏ダービーに挑戦するも故障を発症して着外に敗退。1年半の治療休養を経て4歳の11月に復帰、復帰後5戦目でのG戦初勝利です。前走イスパハン賞では4着に入っていました。
同馬を管理するのはジャン=ポール・ギャロリーニという方。障害レースを中心に活動している調教師ですが、ラ・クープは1999年のアルティメート・ラッキー Ultimate Lucky に次いで2度目の勝利となります。騎乗したイオリッツ・メンディザバルは初勝利。
ギャロリーニ師によれば、同馬は秋の凱旋門賞にも登録がある由。復帰後は1マイルから徐々に距離を伸ばしてきており、ここ2000メートルも見事にクリアー。4か月後の2400メートルについても距離の不安は無いと確信しています。
まとめtyaiました【凱旋門賞にリスク無し】
昨日はロンシャン競馬場でラ・クープ La Coupe (GⅢ、4歳上、2000メートル)が行われました。かつて(2002年)武豊が勝ったこともあるレースですし、去年はシリュス・デ・ゼーグ