タペタで変身

昨日はアメリカでもG戦が一鞍行われました。短期開催のキーンランド競馬場からボーモント・ステークス Beaumont S (GⅡ、3歳牝、7ハロン)。計算上はオークスに間に合う日程、勝馬には20ポイントが加算される「小さい」トライアルです。

fast の馬場、11頭が出走し、前走サンタ・アニタの一般ステークスに勝った英国産馬ジュディー・イン・ディスガイズ Judy In Disguise が2対1の1番人気。マイク・スミス騎乗も人気の要素でしょう。
レースは2番人気(4対1)のマジカル・ムーン Magical Moon が途中からペース遅しとばかりに先頭に立つ意外な展開。前半5番手に控えた4番人気(7対1)チャオ・ベラ・ルナ Ciao Bella Luna が一気に進出して3番手で直線に入ると、マジカル・ムーンに2馬身半差を付けての逆転勝ち。更に2馬身4分の3差で人気のジュディー・イン・ディスガイズが3着で続きました。
勝馬を管理するジェリー・ホーレンドルファー師は本拠のカリフォルニアに留まったまま、騎乗したジョエル・ロザリオは同馬には初騎乗です。チャオ・ベラ・ルナは去年、ゴールデン・ゲート競馬場のタペタ・コースでデビューから2連勝、年末には同競馬場の一般ステークスで2着し、今季はフェア・グラウンズのダート・コースでステークスに2戦して結果を出せずにいました。今回は久し振りにタペタ・コースに戻っての快挙。日記のタイトルとしたように、タペタで変身したと言わざるを得ません。
オークスに向かうか否かは未定ですが、コース適性を考えれば否定的、なのでしょうか。ホーレンドルファー師からは未だ何のコメントも出されていません。

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