最強牝馬スプリンターが帰ってきた

9月9日、月曜日にも拘わらずプレスク・アイル・ダウンズ競馬場でプレスク・アイル・ダウンズ・マスターズ・ステークス Presque Isle Downs Masters S (GⅡ、3歳上牝。6.5ハロン)が行われました。
タペタの馬場は fast 、2頭が取り消しての9頭立て。去年のこのレースに勝ち、BCシリーズのフィリー・アンド・メア・スプリント(GⅠ)を制して最強牝馬スプリンターのタイトルをも獲得したグルーピー・ドール Groupie Doll が休み明けを一叩きされての参戦、1対2の断然1番人気に支持されていました。
伏兵トト・コール Toto Cor の逃げを後方7番手で待機、徐々にエンジンが掛かった大本命は、3番手追走から早目に先頭に立ったピュアリー・ホット Purely Hot を外から追い詰めると、ゴール前ではグイと一伸び、ピュアリー・ホットに1馬身半差を付けて堂々期待に応えました。4分の3馬身差でジュディー・ザ・ビューティー Judy the Beauty が3着。勝時計の1分14秒88は、トラック・レコードというスピード決着です。
オーナーの一人でもあるウイリアム・ブラッドリー師の管理馬、ラジーヴ・マラー騎乗のグルーピー・ドールは、前走8月10日にエリス・パーク競馬場で行われたガーデニア・ステークス(GⅢ)では3着。8か月の休養明けを追い込み、次に繋がる内容でした。マスターズは2連覇、7つ目のG戦勝利、内GⅠは3勝という快速5歳牝馬。前年同様BCに勝ってチャンピオン牝馬スプリンターのタイトル防衛なるか、がこのジャンルの見所と言えそうです。

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