コース得意、ポンチャトレイン

昨日の日曜日、サンタ・アニタ競馬場名物の芝短距離コースでモンロヴィア・ステークス Monrovia S (芝GⅡ、4歳上牝、6.5ハロン)が行われました。3頭が取り消しての7頭立て、このコースを得意とするポンチャトレイン Pontchatrain がイーヴンの1番人気に支持されています。
ハナが速かったのは、1番枠から飛び出した2番人気(2対1)のキンドル Kindle 。8番枠スタートのポンチャトレインも直ぐにこれを追走し、一旦は3~4番手で落ち着きます。坂を下り、左にカーヴを切って直線に向かう流れで馬体を寄せるように逃げ馬に並び掛けたポンチャトレイン、鞍上はムチを使うこともなく、最後の詰めでグイッと一伸び。キンドルを4分の3馬身差し切っての快勝です。着差以上に強い印象。更に1馬身4分の1差で、勝馬と同厩のピュリムズ・ダンサー Purim’s Dancer が3着。
1着・3着を達成したトーマス・プロクター厩舎、同馬とコンビを組んですっかり馬の特質を手に入れているゲーリー・スティーヴンス騎乗のポンチャトレインは、昨秋のBC2日目の前座として行われたセナター・ケン・マッディー・ステークス(芝GⅢ)を今回と全く同じスタイルで完勝した馬。これで7戦5勝、サンタ・アニタのダウンヒル・コースはこれで一般ステークスから3連勝、スペシャリストと呼んで良いでしょう。

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