GⅠ馬の貫録

漸くサム・ヒューストン競馬場からのレポートが入ってきました。所謂ナイター競馬で、現地時間の夜10時15分スタート。テキサス州のコースで、日本との時差は15時間ですから、日本時間では午後1時15分スタートだったわけ。結果が入ってくるのも遅いわけですね。

さてジョン・B・コナリー・ターフ・カップ John B. Connally Turf Cup (芝GⅢ、4歳上、9ハロン)は、1頭取り消しがあり7頭立て。GⅠ勝馬のアドミラル・キッテン Admiral Kitten が4対5の1番人気に支持されていました。
レースは大外枠スタートの3番人気(3対1)フレデリックスバーグ Fredericksburg が逃げ、アドミラル・キッテンは後方2番手の内で待機。逃げたフレデリックスバーグを2番手でマークした2番人気(5対2)のキング・ダヴィッド King David が最終コーナーで交わしに掛かりましたが早くも一杯、そのまま逃げ切りかと思われた時に鋭く追い込んだのが本命アドミラル・キッテン、フレデリックスバーグを首差で差し切っていました。半馬身差で4番手から伸びたヴァーティフォーマー Vertiformer が3着。
マイケル・メーカー厩舎、ジュリアン・ルパルー騎乗のアドミラル・キッテンは、去年8月にセクレタリアト・ステークス(芝GⅠ)を制した馬。ここ6戦では2着に5回と銀メダル・コレクターの感がありましたが、ジャマイカ・ハンデやハリウッド・ダービーなどGⅠでの2着。ここでは格の違いを見せ付け、さすがにGⅠ馬の貫録でした。

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