愛オークス

日曜日はアイルランド・オークスでした。1番人気はオークスのライト・シフト。オークス2着のピーピング・フォウンはそのあとプリティー・ポリーに勝って成長を実証していたんですが、人気ではライト・シフトに及ばず。信頼されていなかったんですかね。
ところが結果はピーピング・フォウン Peeping Fawn の圧勝でした。オークスとは逆の結果。馬場状態が影響しているかもしれません。
勝馬、本来はファロンが騎乗する予定でしたが、土曜日の落馬の影響で乗り変り、ジョーニー・マータフ(J.Murtagh 何て読むんですかね)がパートナーを務めました。

それにしても美しいレースでした。本命のライト・シフトは中断に待機、マータフはライヴァルはこれ、と決めて完全にマークしていたようです。終始ライト・シフトの後ろにピーピング・フォンの足音が・・・。
ライト・シフトが先頭に立ったその瞬間、外からピーピングが交して3馬身半、完勝でしたね。

ピーピング・フォウンは当日の朝、発情(ふけ・英語では in season と言います)の気味があったようですが、レースへの影響はありませんでした。
しかしオブライエン師も指摘していたように、この馬は素晴らしい血統です。父は例の如くデーンヒル。母はマリインスキー Maryinsky でしょ。音楽好きならニンマリしてしまいますが、マリインスキーのお父さんはサドラーズ・ウェルズ、世界的な劇場の名前を借用しているんです。
マリインスキーの母系は、名馬を数知れず輩出した名血。マリインスキーもオブライエン師が調教してGⅠ・フィリーズマイルに勝っています。母はケンタッキー・オークスに勝ったブラッシュ・ウイズ・プライド。

去年のアイルランド・オークスに勝った同じオブライエン厩舎のアレクサンドロヴァもまだ現役。オブライエンさんは両馬の今後の使い分けに頭を悩ましそう。
二つ前のレース、アングルジー・ステークスはマイボーイチャーリー Myboycharlie という馬が勝って2000ギニーのオッズが出ました(20対1)。
サウス・ダコタは残念ながら4着でした。

 

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