2017英1000ギニーの枠順

前日に続いて、7日の日曜日にニューマーケット競馬場で行われる1000ギニーの枠順が発表されました。
1週前の登録から4頭が回避し、以下の14頭立てです。

01 ダバン Daban
02 セ・ラ・ヴィ Ce La Vie
03 フェア・イーヴァ Fair Eva
04 アーバン・フォックス Urban Fox
05 イントリケイトリー Intricately
06 ハイドランジア Hydrangea
07 ウインター Winter
08 アンフォーゲッタブル・フィリー Unforgetable Filly
09 ロードデンドロン Rhododendron
10 ドリーム・スタート Dream Start
11 タラーイェブ Talaayeb
12 キルマー Kilmah
13 クイーン・カインドリー Queen Kindly
14 ポエツ・ヴァニティー Poet’s Vanity

注目は今期絶好調のジョン・ゴスデン師の2頭、同じオーナーのダバンとダブヤーでしたが、結局ニューマーケットはダバンで挑戦し、ダブヤーは2歳時に経験したフランスのギニーを選びました。2頭で英仏制覇を目指しますが、この判断がどう出ますか。

2000ギニーに比べると混戦という印象ですが、人気を見ると上位4頭が他を引き離す形になっています。
1番人気は3頭出しで臨むエイダン・オブライエン厩舎から、ライアン・ムーアが選んだロードデンドロンでしょう。去年のフィリーズ・マイル(GⅠ)の覇者で、距離不安はありません。2000ギニーのチャーチルと同じく、クラシック直行で今期初戦となるのが不安材料か。

続いてはやはりゴスデン師の期待、今期初戦でネル・グィン・ステークスに勝った2戦2勝のダバン。鞍上はデットーリで、ムーア対デットーリという絶好の見ものでもあります。むしろ2強対決と言っても過言ではないか。
実績以上に人気を集めているのが、3番人気になりそうなフェア・イーヴァ。去年の夏にプリンセス・マーガレット・ステークス(GⅢ)に勝ちましたが、それがフランケル産駒で最初のG戦勝ちでした。その後は共に断然1番人気になりながら3着・2着でシーズンを終え、今期はトライアルを使わずクラシックに直行。何処まで成長しているかが課題です。

同じことは恐らく4番人気になりそうなウインターにも言えて、実績は3歳初戦のレバーズタウン1000ギニートライアル(GⅢ)で頭差の2着しただけ。これもオブライエン厩舎の1頭で、勝馬を追い詰めて今一歩というレース内容が、距離伸びたここでということでしょう。この時勝ったハイドランジアより評価が高いというのも不思議な気がします。
実績ならGⅠのモイグレア・スタッド・ステークスに勝ったイントリケイトリー(ジョセフ・オブライエン厩舎)も侮れないし、プレスティージ・ステークスのキルマー、オー・ソー・シャープ・ステークスのポエツ・ヴァニティー、ラウザー・ステークスのクイーン・カインドリーなど多士済済。
なお、1000ギニーにはフランスからの挑戦はありませんでした。

 

 

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