ワン・ツー・フィニッシュ続くアメリカ競馬

土曜日のアメリカ競馬で3鞍のワン・ツー・フィニッシュを紹介しましたが、翌日曜日もこの傾向が続きました。

ニュー・メキシコ州サンランド・パーク競馬場のサンランド・ダービー Sunland Derby (GⅢ、3歳、9ハロン)です。これもケンタッキー・ダービーへの道、50ポイント対象レース。fast の馬場に9頭が出走してきました。9対5の1番人気に支持されたのは、デビューから2連勝し、前走ロバート・ルイス・ステークス(GⅡ)でも2着したシートゥー Chitu
逃げたガレン Garen の2番手に付けたシートゥー、直線で楽に抜けると3番手から追走したミッドナイト・ホーク Midnight Hawk に2馬身4分の1差を付けて見事期待に応えました。更に4馬身4分の3差でコミッショナー Commissioner が3着。1・2着馬共にバファート厩舎の馬で、ボブ・バファート師のワン・ツー・フィニッシュです。
このレース3勝目となるバファート厩舎は、鞍上マーチン・ガルシア共々去年のガヴァナー・チャーリー Govenor Charlie に続きサンランド・ダービー2連覇。これで4戦3勝2着1回のシートゥーは、オーナー夫人が中国出身の女性で、馬名は中国の名馬から採った由。中国に競馬があるのか、との感想もありましょうが、我々には未知の世界でしょう。もちろん50ポイントを獲得したシートゥー、ダービー候補の1頭に上がってきました。

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