2014年、2000ギニーの枠順

今度の土曜日、ニューマーケット競馬場で、英愛仏では今年最初のクラシック・レースとなる2000ギニーが行われます。その枠順が発表されました。

01 キングマン Kingman
02 ザ・グレイ・ギャッツビー The Grey Gatsby
03 ナイト・オブ・サンダー Night of Thunder
04 キングストン・ヒル Kingston Hill
05 ブックランナー Bookrunner
06 チャーム・スピリット Charm Spirit
07 マスター・ザ・ワールド Master The World
08 ヌーゾー・カナリアス Noozhoh Canarias
09 ウォー・コマンド War Command
10 オーストラリア Australia
11 シフティング・パワー Shigting Power
12 エルティジャール Ertijaal
13 アウトストリップ Outstrip
14 トールモア Toormore

14頭立てと頭数も揃いましたが、かなりレヴェルが高いのではと期待されます。2011年のフランケル Frankel のような抜けた存在はいませんが、結果次第では超A級に育つ可能性のある馬も少なくありません。

無敗馬が4頭も出走しているのも見どころで、1番人気になると思われるキングマンは、ソラリオとグリーナムを制して3戦無敗。これに挑戦するトールモアは、ナショナルとクレイヴァンに勝って4戦無敗。
また今期は未出走ですが、GⅠのレーシング・ポスト・トロフィーに勝って3戦無敗のキングストン・ヒル、G戦は初挑戦ながら今期デビューでフリー・ハンデを制したシフティング・パワーも3戦無敗です。

クラシックとなるとやはり忘れるわけには行かないのが、アイルランドからエイダン・オブライエン厩舎が送りこんでくる馬たち。今年は2頭出しで、息子ジョセフが乗るオーストラリアは、アイルランドのGⅢに勝っての挑戦。
また去年のデューハーストを制したウォー・コマンドには、名手ライアン・ムーアが騎乗してきました。

脇役クラスと目される馬にも個性派がズラリと揃い、異色はスペインから参戦のヌーゾー・カナリアスで、去年のジャンリュック・ラガルデールで2着に入り、観衆を驚かせました。敗戦はこの2着だけで、あとは4勝で今期も地元のトライアルを制して不気味な存在。
フランスからは2頭が挑戦し、ブックランナーはデルザングレ厩舎、上記ジャンリュック・ラガルデールで3着したチャーム・スピリットは、フレディー・ヘッド厩舎。

更に加えて、去年アメリカに遠征してBCジュヴェナイル・ターフを制したアウトストリップは、デューハーストの3着馬でもあります。

以上9頭から勝馬が出れば、それなりの勝因が挙げられるでしょう。ケンタッキー・ダービーと同じ日に行われる2000ギニー、ニューマーケットにも注目すべし。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください