アッサティーグ、逃げ切ってG戦初勝利
きのうのアメリカ、フィラデルフィアのパークス・レーシング競馬場でG戦が行われています。ドクター・ジェームス・ペニー・メモリアル・ハンデキャップ Dr. James Penny Memorial H (芝GⅢ、3歳上牝、8.5ハロン)は、firm の馬場に8頭立て。G戦勝馬はヴァージニア・オークス(芝GⅢ)のネリー・キャッシュマン Nellie Cashman のみというメンバーで、1番人気(2対1)に支持されたのは、芝のG戦で3度入着実績のあるエフィー・トリンケット Effie Trinket でした。
しかしレースは、スタートから先手を取った僅かの差で2番人気(2対1)に支持されていたアッサティーグ Assateague の逃げ切り勝ち。後続から一旦5番手に下がっていたブービー人気(35対1)のゲーム・フェアー Game Fair が2馬身4分の1差の2着に追い込み、首差で3番手から内を衝いて前を追った3番人気(5対2)アローラ・ミシェル Alaura Michele が3着。エフィー・トリンケットは向正面で4番手に上がるも、平均ペースのまま6着敗退に終わりました。
マイケル・マッツ厩舎、ジョエル・ロザリオ騎乗のアッサティーグは、前走ベルモントの一般ステークス4着を含めてこの所5連敗中。去年夏にサラトガの一般芝ステークス(1マイル)に勝って以来の勝利で、G戦は初勝利となります。最近のG戦では去年秋のアセーニア・ステークス(芝GⅢ)、今年5月のボーゲイ・ステークス(芝GⅢ)で何れも逃げ、最後はバテて敗戦という結果でした。今回は体調が良かったか、相手に恵まれたが、母にとっても2頭目となるG戦勝ちです。
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