2014グローリアス・グッドウッド千穐楽

今年のグローリアス・グッドウッドも高速馬場が続いたままフィナーレを迎えました。5日目も good to firm の発表ですが、散水は無かったようで、多少のお湿りがあったのでしょうか。

最終日のG戦はナッソー・ステークス Nassau S (GⅠ、3歳上牝、1マイル1ハロン192ヤード)一鞍だけ。1頭が取り消して6頭が出走し、フランスから遠征してきたアガ・カーンのナルニーン Narniyn が7対4の1番人気。今期デビューでラ・クープ(GⅢ)を制し、前走サン=クルー大賞典でも4着している4歳馬です。
逃げたのはオブライエン厩舎で2番人気(5対2)のヴィーナス・ド・ミロ Venus de Milo 。5番手で待機したナルニーンが一旦は先頭に立ちましたが、3番手を進んでいた4番人気(11対2)のサルタニーナ Sultanina が満を持してスパートすると、ナルニーンを1馬身半差し切っての逆転勝ち。3馬身差でヴィーナス・ド・ミロが3着に粘りました。

サルタニーナを管理するジョン・ゴスデン師は、一昨年のザ・フューグ The Fugue 、去年のウインシリ Winsili に続きこのGⅠ戦を3連覇。騎乗したウイリアム・ビュイックは去年に次いで2連覇となります。(ザ・フューグはリチャード・ヒューズ騎乗でした)
サルタニーナは4歳馬ながら未だ4戦目。今年4歳がデビューで、初戦に続きピナクル・ステークス(GⅢ)に連勝、前走ランカシャー・オークス(GⅡ)は2着で、距離をやや短くしたこのレースを快勝して、目下4戦3勝2着1回とほぼパーフェクト。これからのローテーションに大きな注目が集まります。

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