フェアリー・ブリッジ・ステークス

昨日の28日、アイルランドのティッペラリー競馬場でフェアリー・ブリッジ・ステークス Fairy Bridge S (GⅢ、3歳上牝、7ハロン100ヤード)が行われました。good 、所により good to firm の馬場に3頭が取り消して7頭立て。
GⅢにしては好メンバーが揃い、2対1の1番人気には対照的な2頭が並びました。1頭は今期初戦にGⅢ(ランウェイズ・スタッド・ステークス)に勝ち、前走GⅠ戦(フォルマス・ステークス)でも4着入着の実績ある4歳馬パー・アロング Purr Along 、もう1頭はここ2戦リステッド戦で好走している成長中の3歳馬テスティッド Tested です。

レースは5番人気(10対1)のサム・スピリット Some Spirit が逃げ、テスティッドは2番手を、パー・アロングはこの馬のスタイルである6番手を進みます。サム・スピリットが懸命に粘りましたが、テスティッドが期待通りスパートし、そのまま4馬身差を付ける楽勝。3馬身半差の3着には6番人気(11対1)のワンナビ―・ベター Wannabe Better が入り、パー・アロングはいつもの末脚が不発で6着のままで終わりました。
デルモット・ウェルド厩舎、パット・スマーレン騎乗のテスティッドは、ハーリッド・アブダッラー氏を総裁とするジャドモント・スタッドの所有馬。2戦2勝で臨んだ愛1000ギニーは6着でしたが、そのあとナースのリステッド戦に勝ち、前走ゴルウェイのリステッド戦はスローペスに嵌って2着でした。ここまで6戦4勝2着1回で、着外はクラシック挑戦のみ。G戦に初勝利し、未だ成長が期待できる1頭と言えるでしょう。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください