ロイヤル・アスコット3日目以降

チョッと留守にすると日記が溜まって仕方ありません。競馬ネタのロイヤル・アスコットは簡単に。

3日目の目玉はアスコット・ゴールド・カップ。ロイヤル開催当初からのGⅠです。かつてダービーやセントレジャーを制した馬の翌年の目標はゴールドカップでした。最近はステイヤーが嫌われ、人気も賞金もかつての面影はありません。
今年はイェーツ Yeats が連覇。ロイヤル・レベル、ドラム・タップス、アードロス、ル・モスに並んだことになります。
あとはピゴットが御したサガロの3連覇が目標ですね。
イェーツは一昨年のコロネーション・カップに勝ったのが他のステイヤーと違う所です。コロネーション=ゴールドカップのダブルは何とソラリオ以来70年振り(去年の時点)。
2400メートルのGⅠとゴールドカップという視点なら、最近では1955年イタリア・ダービーのボッティチェルリ Botticelli 、1957年アイルランド・ダービーのザラズーストラ Zarathustra 以来じゃないでしょうか。
これはイェーツがスピードも兼ね備えていることの証拠。種馬としても期待できそう。名前が良いですよね。それにファロンさんの情報では、日本人ラッドが手掛けているとか。応援するしかないでしょう。

4日目はコロネーション・ステークス。フィンシール・べオの惨敗で失望感が広がりました。相手と目されていたフランス1000ギニーのダージナは3着、ドイツ1000ギニー馬ミ・エンマは2着。勝ったのは意外にもインディアン・インク Indian Ink でした。
この日は京都と一緒で大雨。ジョッキーの勝負服も真っ黒になっていましたね。フィンシール・べオの敗因はここに求められるのでしょうか。

5日目はゴールデン・ジュビリーという5ハロンの短距離戦がGⅠ。火曜日にキングズ・スタンドを制したミス・アンドレッティも出てきました。火曜日と土曜日、日本じゃ考えられませんし、競馬法で禁じられているのじゃなかったかしら。
しかしミス・アンドレッティは15着惨敗。勝ったのはソルジャーズ・テイル Soldier’s Tale 。名前に相応しくストラヴィンスキー産駒ですね。

このレースは21頭立てでしたが、モーツァルト産駒のアマデウス・ヴォルフも出ていました。こちらは11着。
競馬の世界ではモーツァルトよりストラヴィンスキーの方が強かった。そんなロイヤル・アスコットでした。

 

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