貫録のドバイ帰り

今週のヨーロッパはパリが話題の中心ですが、その前の金曜日、アイルランドのダンダルク競馬場では数少ないポリトラック・コースのG戦が行われました。
ダイアモンド・ステークス Diamond S (GⅢ、3歳上、1マイル2ハロン150ヤード)は standard の馬場に8頭立て。地元の馬たちを抑えてニューマーケットから遠征してきたキャット・オ・マウンテン Cat O’mountain が2対1の1番人気。前走休み明けのケンプトン(セプテンバー・ステークス GⅢ)で5着でしたが、叩かれての良化が期待されていました。

レースは3頭出しオブライエン厩舎のペースメーカー、インディアン・マハラジャ Indian Maharaja が逃げ、2番人気(11対4)アフォンソ・デ・スーザ Afonso de Sousa の援護を図りましたが、3番手を進んだ本命キャット・オ・マウンテンが実力を発揮し、2番手から抜けた3番人気(4対1)プリンス・オブ・オール Prince of All を半馬身抑えて期待に応えています。2馬身4分の1差で4番人気(7対1)ベイリール Bayrir が3着に入り、アフォンソ・デ・スーザは最後方から6着に上がるのがやっと。
チャーリー・アップルビー厩舎、フラン・ベリー騎乗のキャット・オ・マウンテンはゴドルフィンの馬で、長期休養前はドバイのワールド・カップ(GⅠ)で3着していた実力馬。やはりここでは格が違いました。3着のベイリールもアメリカ(セクレタリアート・ステークス)やフランスでG戦に勝っている古豪、ポリトラックのGⅢにしてはレヴェルの高い内容だったと思います。

 

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