コロンブス記念日のG戦

BC前の最も多忙な1週間でした。

そのG戦は、ベルモント・パーク競馬場のニッカーボッカー・ステークス Knickerbocker S (芝GⅡ、3歳上、9ハロン)。去年までのGⅢから、今年はGⅡに格上げ。馬場は柔らかめの good 、3頭が取り消して9頭立てとなり、アイルランドからかつてGⅠを制したザ・グレイ・ギャッツビー The Grey Gatsby も参戦して国際的な雰囲気もありました。前走サラトガでバーナード・バルーク・ハンデ(芝GⅡ)で2着した英国産馬フォージ Forge が2対1の1番人気。
1番枠を利して3番人気(5対1)のへロー・ドン・フリオ Hello Don Julio が逃げ、フォージは3番手追走。2番手に付けていた5番人気(同じく5対1)のブラックタイプ Blacktype が馬なりのまま第4コーナーで逃げ馬に外から並び掛けると、4番手を進んだ2番人気(9対2)のムクタサー Muqtaser に1馬身差を付けて優勝。逃げたへロー・ドン・フリオが粘って首差の3着に入り、人気のフォージは失速して7着に終わっています。ザ・グレイ・ギャッツビーは9着最下位、環境を変えるべくアメリカに遠征中ですが、どうやらこの6歳馬は走る気力を喪失してしまったようです。
クリストフ・クレメント厩舎、ジョエル・ロザリオ騎乗のブラックタイプは、去年のこのレースの3着馬。今年6歳になったせん馬で、G戦は去年、モンマスのオーシャンポート・ステークス(芝GⅢ)、ローレルのコモンウェルス・ターフ・カップ(芝GⅡ)を連勝したのに続く3勝目となりました。前走ベルモントのアローワンス戦に続く連勝です。

 

 

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