アケダクトの開幕戦

アメリカ西海岸がブリーダーズ・カップに沸いている中、ニューヨークではアケダクトの秋冬開催が静かにスタートしました。区切りは年内一杯で、来年のお正月からは新年度のアケダクトに移行するのが例年の習わしです。

そのアケダクト、最初のG戦はディスカヴァリー・ハンデキャップ Discovery H (GⅢ、3歳、9ハロン)。雨で馬場は泥んこ、sloppy の発表に7頭が出走し、最近3連勝の上がり馬ベイ・オブ・プレンティ― Bay of Plenty が3対2の1番人気に支持されていました。
そのベイ・オブ・プレンティ―がハナを切って逃げましたが、前半は前の6頭から3馬身ほど離れてポツンと最後方を進んでいた4番人気(5対1)のプロトニコ Protonico が第3コーナーからスパートし、3番手で直線に入ると、外からベイ・オブ・プレンティ―を捉え、本命馬に2馬身4分の3差を付ける快勝。半馬身差の3着には5番人気(8対1)のジャスト・コール・ケニー Just Call Kenny が入りました。
今年のBCは未勝利に終わったトッド・プレッチャー厩舎、ジョー・ブラーヴォ騎乗のプロトニコは、今年からプレッチャー厩舎に転じた馬で、9月初めにパークス・レーシングでスマーティー・ジョーンズ・ステークス(GⅢ)に勝った馬。本番のペンシルヴァニア・ダービー(GⅡ)は7着と敗退しましたが、ここは名誉回復のG戦2勝目です。

昨日はもう一鞍、チャーチル・ダウンズ競馬場でもチルッキ・ステークス Chilukki S (GⅡ、3歳上牝、8ハロン)が行われました。こちらも秋開催最初のG戦です。10頭立て、このコース得意のモーリー・モーガン Molly Morgan がイーヴンの1番人気。
6番人気(13対1)のハネー・ヒューズ Honey Hues が逃げ、モーリー・モーガンは一旦は後方2番手まで下がる流れ。しかし徐々に順位を上げたモーリー・モーガン、直線ではポッカリ開いた内ラチ一杯を衝いて抜け出すと、3番人気(6対1)のストリート・ガール Street Girl に2馬身4分の1差を付けて人気に応えました。更に半馬身で6番人気(13対1)のエンシャンティング・リサ Enchanting Lisa が3着。
デール・ロマンス厩舎、コーリー・ラヌリー騎乗のモーリー・モーガンは、6月にここチャーチル・ダウンズでフレール・ド・リ・ハンデ(GⅡ)に勝ち、前走キーンランドのスピンスター・ステークス(GⅠ)はドント・テル・ソフィア Don’t Tell Sophia の2着。他に8月にはエリス・パークでガーデニア・ステークス(GⅢ)にも勝っており、これがG戦3勝目となりました。

 

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