G戦初勝利を挙げたのは?
土曜日はアメリカ各地でいくつも重要なG戦が行われましたが、日曜日のG戦はサンタ・アニタ競馬場でGⅢ一鞍のみ。改めてアメリカ競馬は土曜日がメインであることに気が付きます。
ラス・フローレス・ステークス Las Flores S (GⅢ、4歳上牝、6ハロン)は、何が勝ってもG戦初勝利という7頭が登録していましたが、fast の馬場に1頭が取り消して6頭立て。この内3頭がG戦での入着経験がありましたが、イーヴンの1番人気に支持されたのは、G戦デビューとなる4勝馬のグローバル・ホッティー Global Hottie 。
2番人気(2対1)のトライバル・ギャル Tribal Gal と人気のグローバル・ホッティーが飛び出してのハナ争い。直線ではやや間を空けて追走した並んだ3番人気(5対1)の2頭、マインハーツァゲニー Meinertzhageni とハーリントンズ・ローズ Harlington’s Rose が並び掛け、3頭の外を回ったハーリントンズ・ローズがマインハーツァゲニーに4分の3馬身差を付けてG戦初勝利を記録しました。頭差でグローバル・ホッティーが3着。
スティーヴ・クナップ厩舎、ジョセフ・タラモ騎乗のハーリントンズ・ローズは、G戦入着経験のあった1頭で、今年1月19日にここサンタ・アニタでサンタ・モニカ・ステークス(GⅡ)で3着した4歳馬。3歳の12月28日に一般ステークス(カルーカン・クィーン・ステークス)に勝っており、やはりここでは実績が物を言ったという印象です。
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