サラトガの3歳芝戦

夏のサラトガ競馬場も第3週目に入り、昨日の金曜日にはナショナル・ミュージアム・オブ・レーシング・ホール・オブ・フェイム・ステークス National Museum of Racing Hall of Fame S (芝GⅡ、3歳、8.5ハロン)が行われました。設立当初はギャラント・マン・ステークスとして知られていましたが、現在はサラトガにある競馬の殿堂博物館を記念したレース名に変わっています。サラトガに行かれる方は一度覗いてみては?
今年は15頭もの登録がありましたが、メインコースに変更された場合の登録2頭の他にも2頭が取り消して11頭立て。前走ベルモント・ダービー(芝GⅠ)で3着したスタートアップ・ネーション Startup Nation が3対1の1番人気。
レースは8番人気(14対1)のセイルザハイシーズ Sailthehighseas が逃げましたが、3~4番手を進んだ2番人気(4対1)のテイクオーヴァ―・ターゲット Takeover Target が直線で抜け、ほぼ同じ位置を進んでいた3番人気(9対2)のア・ロット A Lot に半馬身差を付けて優勝。更に半馬身差で2番手追走の6番人気(12対1)コーティア― Courtier が3着に入り、前残りの競馬。後方に待機したスタートアップ・ネーションは、追い込むも5着と届きませんでした。
チャド・ブラウン厩舎、イラッド・オルティス騎乗のテイクオーヴァ―・ターゲットは、ベルモント・ダービーでは5着した馬。2歳時は1戦1勝のみで、今年5月7日にベルモント競馬場のアローワンス戦に勝って2連勝。5月30日には同じベルモントの一般ステークス(ペナイン・リッジ・ステークス)で首差2着し、前走のベルモント・ダービーがここまでの戦歴の全て。通算で5戦3勝2着1回となります。

 

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