前走はフロック勝ちじゃない

5月24日の競馬日記、漸くアメリカ編に辿り着きました。

アメリカはサンタ・アニタ競馬場のチャールズ・ウィッティンガム・ステークス Charles Whittingham S (芝GⅡ、3歳上、12ハロン)一鞍だけですから気楽なモノ。去年は10ハロンで行われましたが、今年は更に2ハロン伸びての開催。
firm の馬場に出走馬は僅かに5頭、前走サン・ルイ・ステークス(芝GⅡ)で本命フィネガンス・ウェイク Finnegans Wake を破って穴を空けたアシュレーラヴズシュガー Ashleyluvssugar が1対2の今回は断然1番人気。前回はフロックだったのでは、という不安も若干は宿していました。
アルゼンチンのGⅠ馬でフランスでは不発だった4番人気(8対1)、これがアメリカ・デビューのゴーイング・サムホェア Going Somewhere がレースをゆったりと引っ張り、スタートでは2番手だった本命馬は4番手に下げて向正面。ペースが上がった所で一旦は最後方に下がったアシュレーラヴズシュガーでしたが、直線では大外を通って追い上げ、前半は最後方に付けていた3番人気(5対1)のガネッシュ Ganesh に半馬身差を付けて優勝、前走がフロックではなかったことを証明しました。同じく半馬身差で逃げたゴーイング・サムホェアが粘って3着。
ピーター・ユールトン厩舎、ゲーリー・スティーヴンス騎乗のアシュレーラヴズシュガーは、これで芝コースのG戦に2連勝。通算成績も11戦6勝として6月28日のサン・ファン・カピストラーノ(芝GⅢ)でG戦3連勝を目指します。これまでの成績は前走勝ちの際に詳しく紹介しました。

 

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください