サラトガの3歳牝馬芝戦はゴドルフィンの馬

金曜日のアメリカはサラトガ競馬場で一鞍、レイク・プラシッド・ステークス Lake Placid S (芝GⅡ、3歳牝、9ハロン)が行われました。今の次期の3歳牝馬による芝戦、firm の馬場に1頭が取り消して5頭立て。前走ベルモント・オークス(芝GⅠ)で4着同着のセンティエロ・イタリア Sentiero Italia が8対5の1番人気。勝馬レディー・イライ Lady Eli は出走せず、同じ4着のストリクト・コンプライアンス Strict Compliance は3対1でジョイント2番人気でした。いずれにしても人気の差は僅か。
レースは内枠から最も人気の無い(と言っても5対1)ヒース Heath がスルスルとハナに立ち、センティエロ・イタリアは4番手追走。第4コーナーを回って3番手に付けていたジョイント2番人気でアスコット帰り(コロネーション・ステークスに遠征して4着)のミス・テンプル・シティー Miss Temple City が前2頭を外から捉えて先頭に立ちましたが、それも一瞬、更に外からセンティエロ・イタリアが一気に交わすと、ミス・テンプル・シティーに1馬身4分の1差を付けて優勝。更に3馬身半差が開いて最後方から追い込んだストリクト・コンプライアンスが3着。
キアラン・マクローリン厩舎、ジョエル・ロザリオ騎乗、ゴドルフィン所有のセンティエロ・イタリアは、未勝利戦とアローワンス戦に連勝してG戦に初挑戦したベルモント・オークスが4着。二度目のチャレンジでG戦初勝利を挙げ、通算成績は5戦3勝となります。半兄にGⅠ戦サイテーション・ハンデ(現在はシービスケット・ハンデと改名されてGⅡに降格)を制したアシュカル・ウエイ Ashkal Way がいる血統、これから活躍の場を広げていくタイプでしょう。

 

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