二日遅れのケンタッキー・ターフ・カップ
前回のアメリカ競馬レポートで紹介したケンタッキー・ダウンズ競馬場のケンタッキー・ターフ・カップ・ステークス Kentucky Turf Cup S (芝GⅢ、3歳上、12ハロン)、12日の予定が雨で順延と書きましたが、2日後の昨日、無事に行われたようですね。
今朝は競馬関係のニュースは無いと思ってチェックしませんでしたが、昼近くなってブラッドホース電子版で知った次第。これまで全てのG戦を取り上げてきましたから、遅ればせながら結果だけでも記録しておきましょう。
馬場は good にまで回復し、1頭が取り消して12頭立て。既にG戦に勝っている馬は3頭で、その1頭ハイパー Hyper が3対1の1番人気。勝ったG戦は2013年のボウリング・グリーン・ハンデ(芝GⅡ)で、それ以来勝鞍は無いものの、マンノ・ウォー・ステークス(芝GⅠ)で3着するなど好走が続いている7歳馬です。
レースは4番人気(5対1)のローマン・アプルーヴァル Roman Approval が逃げ、直線も良く粘りましたが、3番手でマークした2番人気(4対1)のパワー・ぺド Power Prd がこれを捉えて先頭。しかし前半は後方に控えていた同じ2番人気のダ・ビッグ・ハース Da Big Hoss が外から追い上げ、パワー・ぺドに2馬身差を避けて優勝。半馬身差でローマン・アプルーヴァルが3着に粘り、ハイパーは6着に終わりました。
マイケル・メイカー厩舎、ジョセフ・ロッコ騎乗のダ・ビッグ・ハースは、6月にクレイミング戦を勝った4歳馬で、これがG戦初勝利。前走サラトガの条件ステークス(ジョンズ・コール・ステークス、13ハロン)に勝ったアメリカでは数少ない芝のステイヤーです。
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