10月3日のアメリカ競馬(3)カリフォルニア編

漸く土曜日のアメリカ競馬も最後まで辿り着きました。カリフォルニアのサンタ・アニタ競馬場で行われたG戦は2鞍で、何れも短距離戦。

先ずエディー・ディー・ステークス Eddie D S (芝GⅢ、3歳上、約6.5ハロン)は独特の芝コースで行われるレースで、firm の馬場に11頭立て。ここ2戦はGⅠで何れも最下位に敗れているものの、サンタ・アニタの芝でシューメーカー・マイル(芝GⅠ)で2着したことのあるミッドナイト・ストーム Midnight Storm が6対5の1番人気。
そのミッドナイト・ストームがスタートから果敢に逃げましたが、4番手を追走していた3番人気(6対1)のノー・サイレント No Silent が外から伸び、7番手から追い込む8番人気(28対1)のメラトニン Melatonin に1馬身4分の3差で優勝。半馬身差で2番人気(3対1)のジミー・バウンサー Jimmy Bouncer が3着で入線しましたが、4番手のトゥーウインディートゥーホールロックス Toowindytohaulrox の進路を妨害したと判定され、3・4着は入れ替わりました。
ゲーリー・マンデラ厩舎、ゲーリー・スティーヴンス騎乗のノー・サイレントは、これがステークス初勝利となる6歳せん馬。8月に7連敗に終止符を打つと、デル・マーの芝コースで一般戦に2連勝。3連勝でG戦も初制覇となりました。

土曜日の掉尾はサンタ・アニタ・スプリント・チャンピオンシップ Santa Anita Sprint Championship (GⅠ、3歳上、6ハロン)。勝馬にはBCスプリントへの優先出走権が付与されるトライアル戦ですが、3頭もの取り消しがあって僅かに5頭立て。トリプル・ベンド・ステークス(GⅠ)に勝っているマソキスティック Masochistic が7月のビング・クロスビー・ステークス(GⅠ)2着以来の競馬ながら3対5の1番人気。
レースは本命マソキスティックと3番人気(6対1)の1頭ディスティンクティヴリー・パッション Distinctively Passion がスタートから激しくやり合う展開で、3番手以下に一時は15馬身も離す極端な展開。流石にペースが速く、遥かに置かれて後方2番手を進んでいた2番人気(2対1)のワイルド・デュード Wild Dude が直線で一気に差を詰め、例によって出遅れて最後方を走っていた3番人気のもう1頭コービーズ・バック Kobe’s Back の猛追を首差凌いでの逆転勝ち。4馬身4分の1差で3番手に付けていた最低人気(26対1)のグラッケン・トゥー Glacken Too が3着に入り、マソキスティックは4着敗退。典型的な短距離の追い込み競馬になってしまいました。
ジェリー・ホーレンドルファー厩舎、ラファエル・ベハラノ騎乗のワイルド・デュードは、実はビング・クロスビー・ステークスでマソキスティックを破っていた馬で、これがGⅠ戦は2勝目。人気で負けていたのが不思議な位です。

 

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