アイルランド平場シーズン最後のG戦

一方、アイルランドはレパーズタウン競馬場のキラヴュラン・ステークス Killavullan S (GⅢ、2歳、7ハロン)でシーズン最後のG戦を終えました。馬場は good 、所により good to yielding に7頭立て。前走ナースの7ハロン戦で初勝利を挙げたブルー・デ・ヴェガ Blue de Vega が内容の良さから11対10の1番人気。
3番人気(5対1)でボルジャー厩舎のトライバル・ビート Tribal Beat が逃げましたが、先行したブルー・ド・ヴェガの末脚が切れ、逃げ馬を3馬身半捉えての快勝。更に半馬身差で2番人気(7対4)のブラック・シー Black Sea が3着に入り、順当な結末でシーズンを終えました。

勝ったブルー・ド・ヴェガは、名前から想像できるようにロぺ・デ・ヴェーガ Lope de Vega 産駒で、マイケル・オキャラガン厩舎、コリン・キーン騎乗。ダンダルクのデビュー戦(7ハロン)は3着でしたが、前走10月24日にナースの7ハロンで初勝利。この時は今回も2着だったトライバル・ビートに4馬身4分の3差を付けており、現時点での2頭の比較は着差通りのものでしょう。
前走の勝利で大オーナーのカタール・レーシングが同馬の権利を取得。オキャラガン師はシェイク・ファハド氏の馬を預かることでプレッシャーがあったようですが、先ずは第一関門を突破した所。来年のギニーを目指せる馬に育てていくことが、オーナーへの期待に応えることに繋がるでしょう。

 

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