アーカンソー州のG戦線スタート
アメリカは3連休の中日、2月14日の日曜日はアーカンソー州オークローン・パーク競馬場でG戦一鞍だけが行われました。ニューヨークは今週も大荒れで、アケダクト競馬場は又してもキャンセルになったようです。
アーカンソーのクラシック路線はアーカンソー・ダービーからケンタッキーへ、ということになりますが、その最初のステップとなるG戦はプレジデンツ・デイのカードに組まれています。
ということで、昨日行われたのはバヤコア・ステークス Bayakoa S (GⅢ、4歳上牝、8.5ハロン)。去年からGⅢに格上げされた一戦で、fast の馬場に1頭が取り消して8頭立て。10月のレイヴン・ラン・ステークス(GⅡ)を含め去年はG戦に3勝したセーラー・シス Sarah Sis が7対5の1番人気。
最もスタートが良かったセーラー・シスですが、5番人気(12対1)ミシェール Meshell の逃げにハナを譲って3番手に控えます。しかし本命馬の行き脚は鈍く、4番手を進んだ3番人気(4対1)のストリームライン Streamline が逃げ馬に外から並び掛けて直線。ストリームラインがミシェールを交わした所に、前半は最後方の内ラチ沿いで待機していた2番人気(2対1)のコール・パット Call Pat が直線では外に出し、前の2頭を外から纏めて交わしての優勝。半馬身差でストリームラインが2着、首差でミシェールが3着でした。セーラー・シスは前3頭から8馬身4分の1離されての4着敗退。
ブラッド・コックス厩舎、ジョセフ・ロッコ騎乗のコール・パットは、昨日の日記でも取り上げたようにガルフストリームのロイヤル・デルタ・ステークス(GⅡ)を取り消してこちらに回ってきたもの。去年8月にエリス・パークでグルーピー・ドール・ステークス(GⅢ)に勝って以来のG戦2勝目。前走11月26日チャーチル・ダウンズのフォールズ・シティー・ハンデ(GⅡ)は3着だった6歳馬です。
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