プリークネスの借りはここで

プリークネス・ステークスが終わった翌日も、サンタ・アニタ競馬場でG戦が一鞍行われています。カリフォルニアン・ステークス Californian S (GⅡ、3歳上、9ハロン)。fast の馬場に1頭が取り消して6頭立て。土曜日のG戦も制したホーレンドルファーが出走させた2頭が1・2番人気を占め、3歳2月にデビュー勝ちしてから未だ4戦目と経験の浅いルーテナント・カーネル Lieutenant Colonel が4対5の1番人気。GⅠ馬のハード・エーシズは4番人気(5対1)と何故か人気がありません。
人気のルーテナント・カーネルが逃げましたが、4番手を追走していた5番人気(9対1)のセカンド・サマー Second Summer が3~4コーナーの中間点でスパート、そのまま先頭で直線に向かうと、最後方から追い込むハード・エーシズに1馬身差を付けての優勝。半馬身差でルーテナント・カーネルは3着に終わりました。
ピーター・ユートロン厩舎、マリオ・グティエレス騎乗のセカンド・サマーは、サンタ・アニタとロス・アラミトスのアローワンス戦に続いて3連勝となる4歳せん馬。G戦は去年のトゥワイライト・ダービー(芝GⅡ)4着以来2度目の挑戦で、今回はダート・コースも初体験でした。手綱を任されたグティエレス騎手は、前日プリークネスでのナイクィスト Nyquist について色々批判されましたが、この日も質問攻め。それが競馬というもの、と取り合わず、気持ちは既にベルモント・ステークスでの2強対決に切り替えていました。

クラシックでの騎乗、負けた騎手には色々と難癖が付けられるもので、アメリカではラニの武豊にも「前半は寝ていたのじゃないか。もっと積極的に攻めなければアメリカでは勝てないぞ。」などというツィートも見かけました。外野の声に一々反応することもありませんが、結果が全ての世界ではあります。

 

 

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