2016キングジョージの枠順

今週の土曜日は、アスコット競馬場で3歳馬と古馬が1マイル半の距離で激突するキング・ジョージⅥ世アンド・クィーン・エリザベス・ステークスが行われます。
かつてはシーズン最大の見物でしたが、最近の競馬で最もレヴェルが高いのがは2000メートル中心で、2400メートルの距離は馬も人も興味を失いつつあると言えそうです。

今年のキングジョージも、2連覇が期待されていたポストポーンド Postponed が体調整わずという理由で取り消してしまい。GⅠ戦のレヴェルとは言い難い様な7頭立てとなってしまいました。

01 サー・アイザック・ニュートン Sir Isaac Newton
02 ウイングズ・オブ・ディザイア Wings of Desire
03 ハイランド・リール Highland Reel
04 イラプト Erupt
05 ダートマウス Dartmouth
06 セカンド・ステップ Second Step
07 ウエスタン・ヒム Western Hymn

ザッと見回して女王の持ち馬で、今期3戦3勝、前走ハードウィック・ステークス(GⅡ)を制したダートマウスが本命になりそう。女王陛下90歳を祝うGⅠ制覇となるかが見所でしょうか。

相手はやはりオブライエン厩舎のハイランド・リールか。去年のアーリントン・ミリオン、香港ヴァーズの勝馬で、今期は3戦未勝利も前走ハードウィックで2着しており、ロイヤル・アスコットの雪辱を果たすことになるか。
その他では3歳馬、ダンテ・ステークス(GⅡ)勝馬でダービー4着以来となるウイングズ・オブ・ディザイア、去年のパリ大賞典勝馬で凱旋門賞5着、ジャパンカップ6着、今期は2戦未勝利も前走サンクルー大賞典で2着したイラプトの2頭に逆転のチャンスあり、というところでしょう。

セカンド・ステップは、去年のベルリン大賞典(GⅠ)勝馬ですが今期3戦して未勝利。オブライエン厩舎の副将格サー・アイザック・ニュートンは、前走インターナショナル・ステークス(GⅢ)に勝って2連勝注。
またウエスタン・ヒムは10ハロンのスペシャリストで、2走前にプリンス・オブ・ウェールズ3着しています。12ハロンは一昨年のダービー6着以来。

 

 

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