ダービー候補、カーテン・コール
まだギニーも終わっていないのにダービー候補誕生が話題になっていますね。
昨日ノッティンガム競馬場で小さなステークスに勝った馬。名前をカーテン・コール Curtain Call と言います。
ノッティンガム競馬場はクラシックとはほとんど繋がりませんし、昨日のレースも重賞でも何でもないのですが、勝ち方が良かったのだそうです。
カーテン・コールは去年までアイルランドのジェシカ・ハリントンという調教師が管理していた馬で、カラー競馬場のGⅢ・べレスフォード・ステークスに勝っています。
それが12月にニューマーケットのルカ・クマニ厩舎に転厩、昨日がクマニの元での最初のレースでした。転厩緒戦。この勝利はクマニ師にとっても今期初勝利だったそうです。
この小レース、たった3頭立てながら2着に6馬身。クマニさんの評価も騎乗したジェームズ・スペンサーの感触も極めて良かったようで、ダービーのオッズは7対1が提示され、2番人気に上がってしまいました。
3頭立てねぇ~?
この馬の魅力は何と言っても血統。カーテン・コールという名前から想像される通りサドラーズ・ウェルズ産駒で、正にダービー血統でしょう。
このあとリングフィールド・ダービー・トライアルを叩いて本番。クマニ師3頭目のダービーを狙うことになります。
前2頭とは、1988年のカヤージ Kahyasi 、1998年のハイ-ライズ Hi-Rise ですね。
今年のダービー、今のところ最も期待されているのはニュー・アプローチでしょうが、どうもボルガー師はダービーに出走させない積りのようです。
まずは2000ギニーですが、勝っても負けても次はアイルランド2000ギニーに向かう由。どうしてもこのクラシックを取りたいのだとか。そうなればエプサムは日程的にキツイので、ダービーもアイルランド版になるというわけ。
う~ん、今年の牡馬クラシック戦線、未だに展望が開けませんなぁ。
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