1年5か月振りのG戦勝利

3月5日の日曜日、カリフォルニアのサンタ・アニタ競馬場でラス・フローレス・ステークス Las Flores S (GⅢ、4歳上牝、6ハロン)が行われました。雨にも拘らず馬場は fast 、5頭が出走し、前走年末のラ・ブレア・ステークスを12対1の中穴で制してGⅠ馬になったコンステレーション Constellation が4対5の1番人気。
5頭がほぼ一団、中から2番人気(9対5)のセンシティヴィティー Sensitivity が抜け出しての逃げ。これを2番手で追走した3番人気(9対2)のプリティー・エヌ・クール Pretty N Cool が第3コーナーで捉えて先頭に立つと、3番手追走から追い込む本命コンステレーションに1馬身4分の3差を付ける逆転勝ちです。更に4分の3馬身差で、4番手から伸びた最低人気(17対1)のポンダー・リー Ponder Lea が3着。
ボブ・バファート厩舎、マーチン・ガルシア騎乗のプリティー・エヌ・クールは、これが今期初戦となる4歳馬。2歳時にソレント・ステークス(GⅡ)とベルモントのマトロン・ステークス(GⅡ)に勝っており、G戦は1年5か月振りの勝利。3歳の去年は4戦のみで、デルマーで一般ステークス(C・E・R・Fステークス)に勝ったものの、G戦ではサンタ・イネズ(GⅡ)の3着と、ランチョ・ベルナルディーノ・ハンデ(GⅢ)4着のみ。3歳シーズンの締めくくりは、デル・マーのアローワンス戦6着と奮いませんでした。6ハロン戦では3戦して負け無しと、今期もスプリント路線に活路を見出すことになるでしょう。

 

 

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