サンタ・アニタ秋開催がスタート

うっかりして9月29日にアメリカ競馬が行われていたことを忘れていました。今週は世界の目がフランスに集中していますが、土曜日のアメリカもGⅠ戦オンパレードで大変なことになっています。

さてその前の金曜日、サンタ・アニタ競馬場の秋開催がスタートし、エディー・ディー・ステークス Eddie D S (芝GⅢ、3歳上、約6.5ハロン)が最初のG戦として行われました。firm の馬場に1頭が取り消して11頭立て。去年のデル・マー・ダービー(芝GⅡ)とトゥワイライト・ダービー(芝GⅡ)を制したオム Om がイーヴンの1番人気。
レースはスタートからアクシデント、3番人気(5対1)のガンズ・ローデッド Guns Loaded が落馬してしまいました。しかし空馬は騎手(ラファエル・べハラノ)を落としただけで最後までレースに絡んで混乱に輪を掛けます。
9番人気(37対1)の伏兵ロケット・ヒート Rocket Heat が逃げ、2番手でマークした2番人気(3対1)のトライバリスト Tribalist が交わして先頭に立ちましたが、そこに追い込んできたのが空馬と、前半は最後方で待機していた7番人気(22対1)のミスター・ローリー Mr.Roary 。最後は空馬が1着でゴールインしましたが、もちろん優勝は2番手で入線したミスター・ローリーで、首差でトライバリストが2着、6番手を進んだオムは半馬身差の3着でした。
ジョージ・パパプロドロムー厩舎、タイラー・コーナー騎乗のミスター・ローリーは、本命馬が勝ったデル・マー・ダービーは14着、トゥワイライト・ダービーも8着のその他大勢組の1頭で、これがG戦初勝利となる4歳せん馬。今期は6月にサンタ・アニタのアローワンス戦に勝って始動し、エディー・リード・ステークス(芝GⅡ)で3着、デル・マー・ハンデ(芝GⅡ)13着からのサプライズとなりました。騎乗した23歳のコーナー騎手にとっても、これが嬉しいG戦初勝利です。次走はBCマイルと意気盛ん。

 

 

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