フランスもダービー・トライアル

日曜日はイギリスとアイルランドで終わり、と思っていましたが、フランスでもG戦がありまして、ひれが・・・

シャンティー競馬場のギッシュ賞 Prix de Guiche (GⅢ、3歳牡せん、1800メートル)。出走条件を見ると、今年からせん馬も出られるようになったようで、soft の馬場に5頭が出走してきました。
5頭立てだからと言って侮ることなかれ、去年はこれより少ない4頭立てだしたが、勝ったアルマンザー Almanzor は仏ダービーだけでなくヨーロッパ・チャンピオン輝いた馬。今年の5頭の中に第2のアルマンザーはいるのでしょうか。

4対5の1番人気に支持されたのは、3月23日にサン=クルーで2100メートルの新馬戦に勝ったばかりのプラマティック Plumatic 。アンドレ・ファーブル厩舎、マクシム・グィヨン騎乗と役者は揃いました。
逃げたのは5番人気(199対10)のサグラウィー Saglawy 、プラマティックはこれを3番手で追走します。しかし伸びのは2番手を進んだ3番人気(31対10)のフェルプス・ウイン Phelps Win で、追い込む本命馬に3馬身半差を付けていました。最後方から伸びた2番人気(5対2)のスタンニング・スピリット Stunning Spirit が1馬身差の3着。

勝ったフェルプス・ウインはアレックス=アンリ・パンタル厩舎、ピエール=シャルル・ブードー騎乗。2歳時は2戦して2着、3着でしたが、今期初戦にサン=クルーの1600メートルで初勝利。前走ラ・フォース賞(GⅢ)で2着に入り、G戦経験という点では本命馬より先輩でした。
今回は未だ5戦目、普通なら仏ダービーを目指すことになるでしょう。

 

 

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